登山中、山頂で見たあの絶景。
「これは一生ものの風景だ」と思ってスマホで撮ったはずなのに、あとで見返すと「ブレてる…」「白飛びしてる…」「空気感が伝わらない…」そんな経験はありませんか?
山では風が強かったり、両手がふさがっていたり、雨や汗でスマホを取り出せなかったりと、撮影にはいくつもの障害があります。
せっかくの思い出をきれいに残せないのは、もったいないことです。
そんなときに頼れるのがアクションカメラ。
軽くて頑丈、片手で操作できて防水・防塵。しかも最近のモデルは手ブレ補正も強力で、スマホでは難しい場面でも美しい映像や写真が残せます。
この記事では、2025年最新モデルの中から登山にぴったりのアクションカメラを5つ厳選して紹介します。
登山スタイルや用途に合わせて、きっとあなたにぴったりの1台が見つかるはずです!
登山にアクションカメラをおすすめする理由

登山では、スマートフォンがあれば十分と思っていませんか?
確かに今のスマホは高性能で、簡単に写真や動画が撮れます。
でも、「登山」という特殊な環境では、スマホだけでは物足りなさや不便さを感じる場面が少なくありません。
ここでは、なぜアクションカメラが登山に向いているのかを、具体的なシーンを交えながらご紹介していきます。
「せっかくの絶景なのに…撮れてない!」そんな経験ありませんか?
登山の魅力は、何といっても山頂からの絶景や、森の中で感じる非日常の空気感。
でも、あとで見返した写真や動画にこう思ったことはありませんか?
- 「写真がブレてる…」
- 「思ったより迫力が伝わらない」
- 「スマホ落としそうで怖くて撮れなかった…」
せっかくの感動も、うまく記録に残せなければ半減してしまいます。
スマホだけでは“記録”には限界がある
スマートフォンは便利ですが、登山中の撮影では次のような課題があります。
問題点 | 詳細 |
---|---|
落下リスク | 手が滑ると一発で破損や紛失につながる |
防水性 | 雨や汗で壊れる可能性が高い |
両手がふさがる | 岩場や鎖場で使うのは危険 |
ブレやすい | 歩きながらの撮影では手ブレが目立つ |
これらのリスクを避けつつ、高画質で自然な映像を残すためのベストな選択肢が「アクションカメラ」なのです。
アクションカメラなら、登山での撮影が劇的に変わる!
✅ 両手が使える!
ストラップやマウントを使えば、手ぶらのまま録画・撮影が可能。
登山中の安全性を保ちつつ、撮影もできるのは大きなメリットです。
✅ 軽くて丈夫!
100〜180g程度と超軽量。登山ザックのショルダーベルトやヘルメットに装着しても負担になりません。
さらに防塵・防水・耐衝撃性能を備えているので、山の過酷な環境でも壊れにくいのが魅力です。
✅ まるで映画のような滑らか映像!
最近のアクションカメラは手ブレ補正が非常に優秀。
ただ歩いているだけのシーンでも、まるでスタビライザー付きカメラで撮ったかのような滑らかな映像に。
「記録」から「感動共有」へ。登山映像が変わる
カメラを意識せず、自然な姿を記録できるアクションカメラは、仲間との登山の思い出を“体験ごと”シェアできるツールです。
- 山頂でのガッツポーズ
- 渓流沿いの癒しの風景
- 森の中を歩く足音と鳥のさえずり
どれも、アクションカメラならリアルな臨場感で映像として残せます。
登山で選ぶべきアクションカメラの3条件

登山に持っていくカメラを選ぶときは、普通の旅行やアウトドア以上に「タフさ」と「使いやすさ」が求められます。
スマホとは違う“登山ならでは”の環境下でも活躍できるアクションカメラを選ぶには、以下の3つが重要なポイントです。
✅ 1. 軽さと携帯性
登山では、1gでも荷物を減らしたいのが本音。
アクションカメラの重量は100g台が多く、ポケットに入れても邪魔になりません。
特におすすめは、150g以下のモデル。
ザックのショルダーストラップや帽子、チェストマウントに装着しても違和感がなく、長時間の行動中も快適に使えます。
軽くて小さい=サッと取り出せる → 撮りたい瞬間を逃さない!
✅ 2. 防水・耐衝撃性能
登山中は、急な天候変化・汗・岩場での接触など、カメラにとって過酷な環境が当たり前。
そのため、防水性能はIP67以上が安心。さらに、防塵や耐衝撃の設計があるとベストです。
- IP67やIP68:防塵+完全防水(1m~10mの水中に沈めても大丈夫)
- 耐衝撃:1.5mの高さから落としても壊れにくいモデルも
これらの性能があれば、雨の日の登山や沢沿いの道でも安心して撮影ができます。
✅ 3. 手ブレ補正と画質
登山では歩きながらの撮影が多いため、「手ブレ補正機能」は必須。
近年のアクションカメラは驚くほど補正が効き、プロ並みの滑らかな動画が撮れます。
また、4K以上の画質があれば、動画編集やSNS投稿でも見劣りしません。
- 最低限欲しい性能:4K/30fps+電子手ブレ補正
- 理想スペック:4K/60fps or 5K+アクティブ手ブレ補正(GoPro、DJI、Insta360の最新モデルに搭載)
手ブレ補正がしっかり効けば、登山中の記録も「魅せる映像」にレベルアップ!
2025年登山におすすめのアクションカメラ5選
登山で使えるアクションカメラは「軽い」「丈夫」「手ブレ補正が優秀」が必須条件。
ここではその条件を満たしたうえで、登山との相性が特に良い5モデルを、ランキング形式で紹介します。
🥉【第5位】GoPro HERO13 Black|アクションカメラの王道

GoProシリーズの最新フラッグシップ。
登山だけでなく、スキーやバイクなどあらゆるアウトドアに対応する万能モデルです。
主なスペック:
- 撮影性能:5.3K/60fps、4K/120fps
- 手ブレ補正:HyperSmooth 6.0(電子補正の最高峰)
- 防水性能:10m(ハウジング不要)
- 重量:159g
登山との相性ポイント:
- 過酷な環境に強い:雨や風、衝撃に強く、山岳環境でも安心
- マウントアクセサリーが豊富:胸・ヘルメット・棒など多彩な撮影スタイルに対応
- 音声操作対応:手袋をしていてもハンズフリーで撮影可能
こんな人におすすめ:
✅ 動画編集を楽しみたい人
✅ 撮影アングルにこだわりたい人

🥉【第4位】Insta360 X5|360度映像で臨場感をそのままに

全方位を同時に撮影できる360度カメラ。
後から「好きなアングルを切り出せる」のが大きな魅力です。
主なスペック:
- 撮影性能:8K/30fps(360度動画)
- 手ブレ補正:FlowState+水平維持機能
- 防水性能:15m
- 重量:約200g
登山との相性ポイント:
- 後からアングルを選べる:登山中にカメラの向きを気にしなくてOK
- 山全体のスケール感が伝わる:景色も人物も広くダイナミックに残せる
- 編集ソフトが充実:スマホアプリで直感的に編集可能

こんな人におすすめ:
✅ 映像にインパクトを出したい人
✅ 自然の広がりを丸ごと記録したい人

🥈【第3位】DJI Osmo Pocket 3|片手に収まるジンバルカメラ

唯一の「3軸ジンバル」内蔵カメラ。
滑らかさは段違いで、まるでドローンの空撮映像のような安定感があります。
主なスペック:
- 撮影性能:4K/60fps、1インチセンサー搭載
- 手ブレ補正:ジンバル+EIS(電子補正)併用
- 防水性能:非防水(ケース必須)
- 重量:約179g
登山との相性ポイント:
- 最小クラスの本格カメラ:ポケットサイズながら高画質&高性能
- 歩きながらでも滑らか:ジンバルにより段差や揺れも吸収
- マイク性能も◎:風の中でも音がクリア
こんな人におすすめ:
✅ ソロ登山やVlogで自撮りしたい人
✅ 歩きながら“映画のような”映像を撮りたい人

🥈【第2位】Insta360 Ace Pro 2|使いやすさと高画質のバランスが絶妙

AIアシスト+可動式ディスプレイで、誰でも簡単にプロ級の映像が撮れる注目モデル。
主なスペック:
- 撮影性能:8K/30fps、1/1.3インチセンサー
- 手ブレ補正:FlowState+Horizon Lock
- 防水性能:12m(ハウジングなし)
- 重量:約177g
登山との相性ポイント:
- タッチ操作が直感的:手袋でも操作しやすい
- 自撮りも風景も◎:ディスプレイが反転するので構図チェックが楽
- AI補正が優秀:逆光や曇天でも自動で補正
こんな人におすすめ:
✅ 自分も風景も綺麗に残したい人
✅ 高性能を手軽に使いたい人

🥇【第1位】DJI Osmo Action 5 Pro|登山にベストマッチの一台!

全体バランスが非常に優れていて、登山に必要な性能をすべて備えた一台。
「何を買えばいいかわからない…」という人にも、安心しておすすめできる“登山専用”のようなアクションカメラです。
主なスペック:
- 撮影性能:4K/120fps、広角レンズ搭載
- 手ブレ補正:HorizonSteady(ホライゾン・ステディ)
- 防水性能:20m(ケース不要)
- 重量:約146g
登山との相性ポイント:
- 軽量&頑丈:登山ザックに付けっぱなしでも気にならないコンパクトさ
- 地平線が傾かない手ブレ補正:
HorizonSteadyとは、カメラがどれだけ傾いても、映像の“地平線(水平線)”を自動でまっすぐに保つ機能です。
登山道を歩きながら撮影しても、画面がグラグラしない滑らかな映像が撮れます。 - すぐに撮影開始できる:電源オン→録画スタートまでが高速で、シャッターチャンスを逃さない
こんな人におすすめ:
✅ 軽くて頑丈な「登山向け最強カメラ」が欲しい人
✅ 1台で安心・快適に撮影を楽しみたい人

✅ 登山向けアクションカメラ比較表(2025年版)
製品名 | 重量 | 画質・解像度 | 手ブレ補正 | 防水性能 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
DJI Osmo Action 5 Pro | 約146g | 4K/120fps | HorizonSteady(地平線維持) | 20m(ケース不要) | 軽量でバランス抜群、登山に最適 |
Insta360 Ace Pro 2 | 約177g | 8K/30fps | FlowState+Horizon Lock | 12m(ケース不要) | AIアシストで初心者にもやさしい |
DJI Osmo Pocket 3 | 約179g | 4K/60fps・1インチセンサー | ジンバル+EIS | 非防水(ケース別売) | 滑らかでVlog向き、自撮りに強い |
Insta360 X5 | 約200g | 8K/30fps(360度) | FlowState+水平維持 | 15m(ケース不要) | 全方位撮影、編集自由度が高い |
GoPro HERO13 Black | 159g | 5.3K/60fps・4K/120fps | HyperSmooth 6.0 | 10m(ケース不要) | 性能バランスが高く万能 |
📌 どれにするか迷ったら…この1台が間違いなし!
「スペックは分かったけど、結局どれが一番いいの?」
「初めてだから、失敗したくない…」
そんな方には、この1台をおすすめします。
登山にベストな1台:DJI Osmo Action 5 Pro

理由は3つあります。
- 軽い(約145g)ので長時間の登山でも疲れない
- ケースなしで10m防水、防塵・耐衝撃にも強い
- 最新のHorizonSteadyで驚くほどブレない映像が撮れる
登山に必要な性能がすべてそろっていて、価格も比較的お手頃。
「最初の1台」「迷ったときの1台」として、間違いのない選択肢です。