普段から日帰り登山には行っているけどテント泊をしてみたい!
でも、どんなザックを選べばよいかわからない、、、
そんな方に向けてテント泊初心者が選ぶべきザックの容量とポイントを解説しますので、ザック選びの参考にしていただければと思います。
テント泊は魅力がいっぱい!
テント泊をして山に泊まるメリットはたくさんあります。
そのうちのいくつかをご紹介します。
絶景が見られる
テント泊をすれば日帰り登山では味わうことができない夕日、星空、日の出を望むことができます。
標高が高い場合が多いので、太陽が近く町から見る景色とは一味違います。
特に山奥ですと、街の明かりが届かないので条件が整えば満天の星空を眺めることができます。
経済的で財布に優しい
テント泊は小屋泊に比べると圧倒的に価格が安いです。
山小屋だと1泊およそ10,000円ほど。テント泊だと500円~1,500円ほどで宿泊可能です。
山奥までアプローチしようとすると交通費が多くかかる場合がありますからテント泊をして節約しておきたいところです。
ゆったりと時間を使える
山で泊まると決まっていればゆったりと時間を過ごせます。
じっくり料理するもよし、読書にふけるもよし、友人と語らいあうもよし
時間はたっぷりあるので贅沢な時を過ごしましょう。
テント泊に必要なザックの容量は?
テント泊をするなら一般的には50L以上のザックは必要とされています。
荷物を厳選するなら40Lくらいでも不可能ではありませんが、これからテント泊デビューを考えているなら50L以上、
調理をしっかりするなら60Lくらいが望ましいでしょう。
ちなみに長期縦走や3泊、4泊以上になってくると、さらに大きなザックが必要となります。
日帰り登山よりも増える荷物
テント泊では普段の日帰り登山に比べて以下のようなものが増えます。
- テント一式
- シュラフ
- マット
- ピロー
- 食事類
上記はあくまで最低限であり、テント用のライトを持っていく人もいれば、寒さ対策でシュラフカバーを持っていく人もいます。
いずれにしても普段背負っているザックの容量よりも30Lくらいは多くなることを覚悟しましょう。
ザック選びに重要なポイント
収納ポケットの数
テント泊となるとアイテム数がかなり多くなります。
- ヘッドライト
- 着替え
- 除菌シート
- カトラリー
などなど。人によって違いはあれど増えることに違いはありません。
そのような状況で荷物の住所を決めずランダムで収納してしまうと、いざ取り出すときに無駄に時間を使ってしまいます。
ですのでザックのポケットを上手く活用し、”このアイテムはココ!”というように荷物を特定の場所に収納するようにしましょう。
もしポケットの数が少ないのであればスタッフバッグを利用し荷物を仕切りましょう。
ザックの堅牢性
テント泊となると荷物の重量はおそらく10kgは越えてくるでしょう。
その荷物を支えようとするならザックの堅牢性は重視すべきです。
通販サイトで格安のザックを見かけたりしますが、やはり値段相応といった感じでオススメできません。
アウトドアブランドのものを選択すべきでしょう。
また、アウトドアブランドのザックであれば素材にもこだわって作られており耐摩耗性、防水性にも優れます。
ザックは登山における”三種の神器”と呼ばれるほど重要なアイテムですから値段よりも品質を重視して選ぶようにしましょう。
背面部分の通気性
テントを担いでテント場まで行く場合、長時間の歩行になることが多いです。
長時間重い荷物を背負って歩くと”背中の蒸れ”につながり、精神的にも肉体的にもストレスがかかってしまいます。
そうならないためにも背中がザックと触れる部分の作りは大切です。
メッシュ加工がされていて汗蒸れしづらい形になっていたり、背中が触れる部分とザック本体の隙間があいている作りのザックがあるので、そのようなものを選ぶとストレスが少なく歩行できるでしょう。
おすすめの大型ザック6選
【グレゴリー】バルトロ65/ディバ60
≫バルトロ65
サイズ…S/M/L
容量…S=60L/M=65L/L=70L
重量…S=2,140g/M=2,230g/L=2,380g
≫ディバ60
サイズ…XS//S/M
容量…XS=55L/S=60L/M=65L
重量…XS=2,090g/S=2,100g/M=2,250g
※レインカバー付属
当サイトの管理人が愛用するザック、グレゴリーの「バルトロ65」(レディースはディバ60)
長年、カバンに注力して製造してきたグレゴリーの名作ザックです。
収納ポケットは多く必要十分。
背面長は自分で調節可能で多くの人がベストフィットでザックを背負えます。
ウエストベルトの作りがしっかりしており、肩へかかる負担が軽減されます。
\メンズはコチラ/
\レディースはコチラ/
【カリマー】クーガーエーペックス60+
≫クーガーエーペックス60+
サイズ…ワンサイズ
容量…60L+
重量…2,420g
背面長…44~52cm
※レインカバー付属
カリマーの長期縦走用ザック「クーガーエーペックス60+」
ヘルメット着用時に雨蓋を後ろにずらせる点が特徴的。
それにより上を向いた際にも頭がザックにぶつからないので動きの妨げにもなりません。
また、独自のサイズ調整システムを採用しており
ザックを背負ったままでも背面長の無段階調整が可能です。
ウエストベルトの収納ポケットが大きめの作りなので携行食を入れておくのにも便利です。
【ミレー】サースフェー60+20
≫サースフェー60+20(メンズ)
サイズ…ワンサイズ
容量…60+20L
重量…2,470g
背面長…43~53cm
≫サースフェー60+20(レディース)
サイズ…ワンサイズ
容量…60+20L
重量…2,330g
背面長…38~48cm
※レインカバー付属
ミレーの「サースフェー60+20」は耐久性抜群のCORDURA®ナイロン素材しているので過酷な縦走に対応。
こだわりぬいて作られたショルダーストラップは身体にフィットするようなカーブを描き、重荷での長時間行動でも快適さを保ちます。
ウエストベルトにある両サイド折りたたみ式の大型ポケットはスマホや携行食もラクラク収納可能。
雨蓋は取り外しができて、テント場の周りを散策する時に便利です。
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【ザ・ノースフェイス】グリフィン65
≫グリフィン65
サイズ…SM/LXL
容量…SM=67L/LXL=70L
重量…SM=2,296g/LXL=不明
背面長…SM=38~46cm/LXL=43~53cm
ザ・ノース・フェイスのハイグレードな大型ザック「グリフィン65」
行動中も操作が可能な背面長調節機能を備えているのでいつでも快適な背負い心地。
シングルアルミステー(補強)と、吸汗速乾性に優れる素材を使用したバックパネルを装備し、65Lの大容量を支えるための剛性と快適さを両立。
フロントパネルは取り外し可能でアタックザックとして使用できます。
【ミステリーランチ】テラフレーム65
≫テラフレーム65
サイズ…ワンサイズ
容量…65L
重量…2600g
背面長…不明
マウンテンアドベンチャー好きから多大な支持を受けるミステリーランチの「テラフレーム65」
このザックの特徴はなんといっても拡張できる容量の多さ。
背面フレームとザック本体の間が大きく開く作りになっており、その間にテントやマットなどの大荷物を収納可能です。
雨天時には濡れないように気を付けなければいけませんが、非常に独創的な作りのザックとなっています。
【オスプレー】アトモスAG65
≫アトモスAG65
サイズ…SM/LXL
容量…SM=65L/LXL=68L
重量…SM=2,270g/LXL=2,310g
背面長…不明
≫オーラAG65
サイズ…WXS/S
容量…WXS=62L/S=65L
重量…WXS=2,140g/S=2,180g
背面長…不明
※レインカバー付属
海外のバックパッカーにとても人気のあるオスプレー「アトモスAG65」レディースは「オーラAG65」
立体的な背面メッシュが搭載され抜群の通気性とフィット感を生み出しています。
背面のメッシュはウエストベルトまでシームレスで繋がっており、荷重を上手く分散し、肩への負担を軽減してくれます。
背面長、ウエストベルトの長さも容易に変更でき、自由度の高いカスタマイズができるようになっています。
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あると便利な小物たち
大型ザックとあわせて揃えたいアイテム、あると便利なアイテムを数点紹介します。
\ランタン/
夜間やテント内で使える太陽光充電式のランタン。
電池が必要なくコンパクトに折りたためるので便利です。
\ウォーターキャリー/
水の持ち運びに使えるウォーターキャリー。
水を使い切ったら丸めて収納可能です。
\ろ過装置/
テント場にキレイな水が必ずあるとは限りません。
ソーヤーミニで川の水をろ過すればたいていの水は飲料水になります。
\スタッフバッグ/
スタッフバッグは服や電子機器を水滴から守るためにあると便利です。
魅力あふれるテント泊を始めよう!
大型ザックの選び方、参考にしていただけたでしょうか?
上記したようにテント泊は絶景が見れて、経済的で魅力がいっぱいです。
ぜひ身近な山から挑戦していただいて、テント泊登山を楽しんでください。
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