完成度の高さに驚愕！グレゴリーの登山用ザック：人気モデルを詳しく紹介

本記事では、グレゴリーの登山バックパックの完成度の高さについて語ります。

1977年の設立以来、グレゴリーは登山家のニーズを満たすために、フィット感と快適さに重点を置いた製品を提供してきました。

また、調節可能なサスペンションシステムの導入や、環境に配慮した製品作りなど、時代とともに革新的な製品開発を続けています。

特に「バルトロ」シリーズは大きな人気を博しています。これらの点が、グレゴリーが長きに渡って登山家に愛されるブランドとして確立された大きな要因です。

この記事では、その魅力について詳しく紹介します。

グレゴリー（Gregory）とは

グレゴリーの歴史年表を大まかにまとめました。

・1977年：ウェイン・グレゴリーにより設立。初期からフィット感と快適さに注力したバックパックの製造に取り組み、登山家たちのニーズを満たす製品を提供。

・1980年代：調節可能なサスペンションシステムを導入。これにより個々の登山家の体型に合わせたカスタマイズが可能となり、登山時の負担軽減に寄与。

・1990年代：耐久性と機能性を重視した新製品を続々とリリース。厳しい環境下での登山でも活躍する高品質なバックパックが広く利用されるようになる。

・2000年代：環境に配慮した製品作りを開始。サステナビリティとパフォーマンスの両立により、登山家たちからの評価をさらに高める。

・2010年代：技術革新とデザインの改善を続け、さらに高性能なバックパックを製造。特に女性用や小柄な人向けにフィット感を改善したモデルが登場し、より多様な登山家のニーズに対応。

・2020年代：最新技術を駆使した製品開発を続け、登山家たちのニーズを先取り。その中でも「バルトロ」シリーズは大きな人気を博す。

ウェイン・グレゴリーにより設立されたカバンに特化したブランド”グレゴリー”は創業から40年以上経つ歴史のある企業です。

グレゴリーが長い間カバンのメーカーとしてトップを走り続けてきた大きな要因は”体型に合わせた調節ができるザックを開発したこと”です。

それまでは体型に合わなければ違うザックを選ぶことが当たり前でしたが、グレゴリーが調節可能なザックを開発したことにより、ユーザーはザック選びの幅が増えました。

また、調節可能なことにより身体への負担軽減にもつながりました。

これらの革新的な発明により、グレゴリーは長きに渡って登山家に愛されるブランドとして確立されてきたのです。

ブランドの哲学

ウェイン・グレゴリーは「Don’t carry it, Wear it (背負うではなく、着る)」という理念のもと、1977年の設立当初から革新的なアプローチを採用してきました。

その理念のもと、世界初となる体型に合わせて調整可能なザックを製造しました。

また、製品は全ての利用者が長時間にわたり快適に使用できるように設計され、さまざまな天候や地形条件に耐える耐久性を兼ね備えています。これらの哲学とビジョンが、ブランドの製品開発と成長を主導してきました。

グレゴリーの登山用ザックの選び方

グレゴリーの登山用ザックを選ぶ際の重要なポイントは、ザックのフィット感と機能性です。

グレゴリーは「ザックは運ぶものではなく、身につけるもの」という理念に基づいて製品を設計しています​​。そのため、フィット感はその製品選びの重要な要素であり、ザックが身体の一部のように感じることが重要です​​。加えて、機能性も重要で、必要な機能が揃っているかの確認も必要です。

またグレゴリーは男性用と女性用、さらにそれぞれ異なるサイズと背面長を提供しており、これによりユーザーは自分の身体に最適なザックを選べます​。

ザック選びのポイント

ザック選びのポイントは、フィット感、容量、機能性、耐久性、そして必要に応じて特定の特性（例えば、雪山登山用に設計されたものなど）です。

フィット感は快適さと負荷分散に影響を与え、ザックが身体の一部であるかのように感じさせます​​。

容量は必要な装備を全て収納するために重要です。

機能性はパックがあなたの必要な機能を果たすことを意味します（例えば、多数のポケットやハイドレーションの互換性など）​​。

耐久性は長期間にわたる使用に耐える能力を指します。

特定の特性は特定の活動（例えば雪山登山、長距離ハイキング、クライミングなど）に適しているかどうかを示します。

以上の事柄を考慮して自身に最適なザックを選びましょう。

例えば以下の条件を考慮して考えてみましょう。

この条件であれば「マヤ25」、「ジェイド28」辺りが有力な候補となります。

グレゴリーのザックの正しい使い方とメンテナンス

サイズ調整の方法

私がいま使っているザックがバルトロ65の旧モデルとなります。

現行モデルとはサイズ調整の仕方が少し違いますので、参考までに調整方法を載せておきます。

ショルダーハーネスは可動式になっており自分の肩に合った角度で使用ができるようになっています。

現行モデルは背面長も伸ばしたり縮めたりと、細かく調整できるため、より便利になっています。

ウエストベルトは背面近くのベルクロを緩めて、ベルトを引き出したり縮めたりすることによって長さの調節が可能です。

このように調節できる箇所と幅があるので多くの人が自分に合ったサイズ感で、まさしくザックを着るように使用することができます。

メンテナンスと長持ちさせるコツ

メンテナンス方法

洗い

汚れ部分を水で濡らし中性洗剤をつけてスポンジやブラシで優しく擦り落とす。
全体的に汚れがある場合は、浴槽にザックが漬かるぐらいの水を入れ、薄めた中性洗剤を加えた洗濯液にザック全体を浸し、優しく押し洗い。

すすぎ

きれいな水にザックを浸し、すすぎ洗い。その後水が濁らなくなるまで十分にすすぎを繰り返す。

脱水

ザックを逆さまにし水気を切る。
背面パッドなど水を含みやすい部分は手で押しながら水を押し出したり、乾いたタオルなどで吸水する。

乾燥

直射日光を避け、風通しの良いところで日陰干し乾燥。
乾燥機やドライヤーはNG

保管

風通しがよく、湿度の低い場所で保管

上記したメンテナンスを適宜行うことでザックをきれいな状態で長持ちさせることができます。

ユーザー体験：グレゴリーのザックを背負った感想

実際にグレゴリーのザックを使っているユーザーの声を集めてみました。

また、当サイト管理人である私もグレゴリーのバルトロ65を実際に使用してるので、その際の使用感も述べます。

登山者によるレビューと評価

ジェイド33

バルトロ65

今回の記事を執筆するにあたり、TwitterとAmazonレビューを調べました。

その中にグレゴリーのザックに対して目立った否定的な意見は見つけることはできませんでした。

ユーザーの声の多くは背負い心地が良い、肩への負担が少ない、荷室へのアクセスが良いなどの好意的な意見が多く、グレゴリーのザックの完成度の高さが伺えます。

実際に使ってみた感想

私は縦走やテント泊などの荷物が多い登山の際にザックを2種類使い分けています。

その2つは
・グレゴリーのバルトロ65
・ハイパーライトマウンテンギアのジャンクション2400

ジャンクション2400はいわゆるULハイク（ウルトラライトハイク）で使用されるような、最低限の機能に絞って軽量化を図るタイプのザックです。

その2つの背負い心地や利便性を比べると、圧倒的にバルトロ65の方が使いやすく背負いやすいです。

ジャンクション2400は軽量でオシャレな見た目のため、自身の満足度を上げるために使っていますが、利便性で見るなら軍配はバルトロ65となります。

ユーザーレビューにもある通り、ウエストベルトがとても良い仕事をしていて、重い荷物を背負っても方への負担がほとんどなく長期の縦走にも問題なく耐えることができます。

また収納個所も多いので荷物の小分けにも大変便利。

グレゴリーのザックを使って感じる率直な意見は“とても機能性が高く快適に背負える”です。

グレゴリーのおすすめザック紹介

次にグレゴリーの登山用ザックのおすすめを紹介していきます。

ミコ（メンズ）/マヤ（ウィメンズ）

ミニマリストに理想的なグレゴリーのリュック”ミコ/マヤ“はシンプルで機能性に優れています。

コンパクトながら十分な収納力、耐久性に優れ、日常生活からアウトドアまで対応。

スタイリッシュなデザインも魅力。

＼ミコ/マヤの情報／

	ミコ（メンズ）	マヤ（ウィメンズ）
サイズ	ワンサイズ	ワンサイズ
容量	15・20・25・30ℓ	15・20・25・30ℓ
重量	15ℓ＝880g、20ℓ＝907g 25ℓ＝962g、30ℓ＝971g	15ℓ＝835g、20ℓ＝862g 25ℓ＝916g、30ℓ＝925g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ミコ15▼

▼ミコ20▼

▼ミコ25▼

▼ミコ30▼

▼マヤ15▼

▼マヤ20▼

▼マヤ25▼

▼マヤ30▼

スタウト（メンズ）/アンバー（ウィメンズ）

グレゴリーの”スタウト/アンバー“は、数日間のアウトドア活動や旅行に最適な耐久性と機能性を備えています。

背面長を調整可能にすることで、様々な身体型にフィットし、負荷の分散と快適さを両立します。

大容量の収納空間とパッキングをサポートするための多数のポケットは、必要なギアを整理しやすくします。

その上、頑丈で水に強い素材は、厳しい環境でも頼れるパートナーとなります。

＼スタウト/アンバーの情報／

	スタウト（メンズ）	アンバー（ウィメンズ）
サイズ	ワンサイズ	ワンサイズ
容量	35・45・60ℓ	34・44・55ℓ
重量	35ℓ＝1270g、45ℓ＝1340g 60ℓ＝1610g	34ℓ＝1230g、44ℓ＝1280g 55ℓ＝1540g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼スタウト35▼

▼スタウト45▼

▼スタウト60▼

▼アンバー34▼

▼アンバー44▼

▼アンバー55▼

ズール（メンズ）/ジェイド（ウィメンズ）

“ズール/ジェイド“は、軽量さと機能性を兼ね備えています。

耐久性のある素材、通気性に優れたバックパネル、そして調節可能なストラップシステムが特徴で、これらが長時間の快適なウェアを提供します。

＼ズール30/ジェイド28の情報／

	ズール30（メンズ）	ジェイド28（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=26、MD/LG=28ℓ	XS/SM=42、SM/MD=45ℓ
重量	SM/MD=1320、MD/LG=1380g	XS/SM=1470、SM/MD=1500g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ズール30▼

▼ジェイド28▼

＼ズール35/ジェイド33の情報／

	ズール35（メンズ）	ジェイド33（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=33、MD/LG=35ℓ	XS/SM=31、SM/MD=33ℓ
重量	SM/MD=1440、MD/LG=1480g	XS/SM=1390、SM/MD=1470g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ズール35▼

▼ジェイド33▼

▼ズール45▼

＼ズール45/ジェイド43の情報／

	ズール45（メンズ）	ジェイド43（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=43、MD/LG=45ℓ	XS/SM=41、SM/MD=43ℓ
重量	SM/MD=1560、MD/LG=1610g	XS/SM=1520、SM/MD=1550g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ジェイド43▼

＼ズール55/ジェイド53の情報／

	ズール55（メンズ）	ジェイド53（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=53、MD/LG=55ℓ	XS/SM=51、SM/MD=53ℓ
重量	SM/MD=1860、MD/LG=1900g	XS/SM=1760、SM/MD=1820g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ズール55▼

▼ジェイド53▼

＼ズール65/ジェイド63の情報／

	ズール65（メンズ）	ジェイド63（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=63、MD/LG=65ℓ	XS/SM=60、SM/MD=63ℓ
重量	SM/MD=1910、MD/LG=1940g	XS/SM=1880、SM/MD=1910g
レインカバー付属	×	×
ハイドレーション	×	×

▼ズール65▼

▼ジェイド63▼

パラゴン（メンズ）/メイブン（ウィメンズ）

“パラゴン/メイブン“は軽量かつ高機能なデザインが特徴です。

背面パネルは通気性に優れ、また、調節可能なトルソフィットシステムにより、個々のユーザーに合わせたフィット感を提供します。

大容量ながら組織的な収納を可能にするための多機能ポケットが装備され、長距離ハイキングやキャンプに最適です。

＼パラゴン38/メイブン35の情報／

	パラゴン38（メンズ）	メイブン35（ウィメンズ）
サイズ	MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	38ℓ	XS/SM=33、SM/MD=35ℓ
重量	1360g	XS/SM=1230、SM/MD=1300g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼パラゴン38▼

▼メイブン35▼

＼パラゴン48/メイブン45の情報／

	パラゴン48（メンズ）	メイブン45（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=45、MD/LG=48ℓ	XS/SM=42、SM/MD=45ℓ
重量	SM/MD=1540、MD/LG=1600g	XS/SM=1470、SM/MD=1500g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼パラゴン48▼

▼メイブン45▼

＼パラゴン58/メイブン55の情報／

	パラゴン58（メンズ）	メイブン55（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=55、MD/LG=58ℓ	XS/SM=52、SM/MD=55ℓ
重量	SM/MD=1570、MD/LG=1620g	XS/SM=1500、SM/MD=1550g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼パラゴン58▼

▼メイブン55▼

＼パラゴン68/メイブン65の情報／

	パラゴン68（メンズ）	メイブン65（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=65、MD/LG=68ℓ	XS/SM=62、SM/MD=65ℓ
重量	SM/MD=1600、MD/LG=1680g	XS/SM=1540、SM/MD=1590g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼パラゴン68▼

▼メイブン65▼

カトマイ（メンズ）/カルミア（ウィメンズ）

グレゴリーの”カトマイ/カルミア”は、調節可能な胴長とヒップベルトを持つ内部フレームのバックパックです。

また、サスペンションメッシュバックパネルも特徴です。

このリュックはポケットが豊富で、複数のアクセスポイントがあり、移動中でも荷物の整理やアクセスが容易になっています。

＼カトマイ55/カルミア50の情報／

	カトマイ55（メンズ）	カルミア50（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=50、MD/LG=55ℓ	XS/SM=45、SM/MD=50ℓ
重量	SM/MD=2091、MD/LG=2124g	XS/SM=1940、SM/MD=1978g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼カトマイ55▼

▼カルミア50▼

＼カトマイ65/カルミア60の情報／

	カトマイ55（メンズ）	カルミア50（ウィメンズ）
サイズ	SM/MD、MD/LG	XS/SM、SM/MD
容量	SM/MD=60、MD/LG=65ℓ	XS/SM=55、SM/MD=60ℓ
重量	SM/MD=2123、MD/LG=2150g	XS/SM=2005、SM/MD=2034g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼カトマイ65▼

▼カルミア60▼

バルトロ（メンズ）/ディバ（ウィメンズ）

グレゴリーの”バルトロ/ディバ”はバランスが良く完成度が高いザックです。

快適さと重荷を運ぶ能力の高さから評価が高く、特にポケットの設計や荷物へのアクセスの良さが特徴です。

ヒップベルトとサスペンションシステムのおかげで長期間の縦走にも適しており、グレゴリーのザックの中でも最も快適なモデルの一つです。

＼バルトロ65/ディバ60の情報／

	バルトロ65（メンズ）	ディバ60（ウィメンズ）
サイズ	S、M、L	XS、S、M
容量	S=60、M=65、L=70ℓ	XS=60、S=65、M70ℓ
重量	S=2140、M=2230、L=2380g	XS=2090、S=2100、M=2250g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼バルトロ65▼

▼ディバ60▼

＼バルトロ75/ディバ70の情報／

	バルトロ75（メンズ）	ディバ70（ウィメンズ）
サイズ	S、M、L	XS、S、M
容量	S=70、M=75、L=80ℓ	XS=65、S=70、M75ℓ
重量	S=2190、M=2260、L=2430g	XS=2110、S=2130、M=2300g
レインカバー付属	○	○
ハイドレーション	○	○

▼バルトロ75▼

▼ディバ70▼

グレゴリーのザックQ&A

グレゴリーのザックの特徴は？

創業者ウェイン・グレゴリーの理念「Don’t carry it, Wear it (背負うではなく、着る)」のもと、体型に合わせて調整可能な設計が特徴的です。

グレゴリーの歴史はどのようなものですか？

1977年にウェイン・グレゴリーにより設立されました。

初期からフィット感と快適さに注力したバックパックの製造に取り組んできました。

1980年代には調節可能なサスペンションシステムを導入し、体型に合わせたカスタマイズが可能となりました。

その後も技術革新とデザインの改善を続け、さらに高性能なバックパックを製造しています。

「バルトロ」シリーズについて教えてください。

「バルトロ」シリーズはグレゴリーの人気シリーズで、ブランドの哲学を具現化した製品です。利用者の体型に合わせて調整可能なシステムと、高度な耐久性を持つ素材で作られており、長期間にわたるアウトドア活動でも高いパフォーマンスを発揮します。

おすすめの記事

▼当サイト管理人が使用しているアイテム▼