登山で使う水筒・ボトルの選び方は?おすすめのアイテムも紹介

登山に行く際、水分の持ち運びはどのように行っているでしょうか。

水筒?ペットボトル?それとも折りたためるウォーターキャリー??

意外とその種類は多く、何を選べばよいかわからないとの声を耳にします。

この記事では、そんなお悩みにお答えして、登山に持っていく水筒の選び方と、おすすめの水筒を紹介します。

目次

登山で使う水筒・ボトルの種類

登山で使う水筒にはいくつか種類が存在します。

それぞれに良い点、使いづらい点がありますので、そちらもあわせて紹介いたします。

ステンレスボトル

一般的に水筒といえばステンレスボトルを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

登山においてもたいへん使い勝手が良く重宝する水筒といえます。

サーモスの山専用ボトル、モンベルのアルパインサーモボトルなどの水筒は非常に保温力が高く、朝入れた熱湯がお昼になっても温度が持続し、カップ麺が作れるほどの保温力を誇ります。

一方で後述する水筒よりも重いため、軽量化志向の人には不向きかもしれません。

ステンレスボトルのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 保温力が高い
  • 重い
  • かさばる

プラスチックボトル

出典:Nalgene facebook

ナルゲンのカラーボトルを代表とするプラスチックボトルは軽量で、持っていても重さが気になりません。

ただし、保温性はなくお湯を持ち運ぶには不向きです。

飲み口が広いタイプであれば、ナッツなどの行動食を入れるのにも使うことができます。

プラスチックボトルのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 軽量
  • 行動食の持ち運びに使える
  • 保温力がない

折りたためるボトル

プラスチックやナイロンなどを素材とした、折りたためるタイプの水筒も登山界隈では一般的です。

非常に軽量かつ折りたためるため、水を使い切った後はコンパクトに収納可能です。

ウルトラライトハイク(ULハイク)を好む人にはおすすめの水筒です。

トレイルランニングをする方は、このタイプにハイドレーション機能(ストロー)を付けて使用する人もいます。

折りたためるボトルのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 軽量
  • 折りたためる
  • 保温力がない
  • 内部が乾きづらい

ペットボトルではダメなのか?

「水筒って本当に必要?」
「ペットボトルじゃダメなの?」

このように思う人もいるでしょう。

一概にダメとはいえませんが、山でごみを出さないためであったり、機能性が乏しいために「登山用の水筒」をおすすめします。

ペットボトルは保温力はないですし、コンパクトにもならない、飲み口も狭いので実用的ではありません。

後述する山用の水筒をおすすめします。

水筒・ボトルを選ぶポイント

登山用の水筒を選ぶポイントは以下の通り。

  • 保温力の高さ
  • 軽さ
  • コンパクトさ

すべてを兼ね備えたものはありませんので、自分の登山スタイルに合った水筒をうまくチョイスしましょう。

水筒の容量も確認しておかなければなりません。

大は小を兼ねるといいますが、長距離を歩くことを考えると必要以上のサイズを持ち歩くことは避けたいところ。

登山に行く季節は夏なのか?それとも冬なのか?

山中で水を汲む場所はあるのかなども踏まえた容量選びが大切です。

おすすめの水筒・ボトル

サーモス 山専用ボトル

登山界隈ではとても有名な水筒。サーモスの「山専用ボトル」

熱湯をボトルに注いでから6時間後でも78℃に保温可能。

これがあればいちいちお昼にバーナーを使ってお湯を沸かす必要がありません。

筆者も長年愛用している完成度の高い水筒です。

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▼500mlはこちら▼

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モンベル アルパインサーモボトル

モンベルのアルパインサーモボトルも優秀な一品。

保温力は山専用ボトルと同等の性能となっていて、コップ部分がシリコンゴムになっているためグローブをしていても扱いやすい設計。

パーツが少ないのでお手入れもしやすくなっています。

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▼750mlはこちら▼

▼900mlはこちら▼

アトラス テンピーク

アトラスのテンピークは驚異の保温力を誇ります。

熱湯を注いで6時間後の温度はなんと81℃。国内最高レベルの保温力を謳うだけのことはあります。

サイズも4種類あり選択肢が豊富。

コスパに優れている点も◎

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ドウシシャ ヘキサー

キッチン用品や家具の販売を行っているドウシシャから出ている水筒が「ヘキサー」

保温力は他社製品と同等以上の実力を持ち、なんといっても武骨なデザインが男心をくすぐる一品です。

角ばったデザインのため万が一落とした時も転がらず止まる設計になっています。

ナルゲン カラーボトル

ナルゲンボトルは環境にやさしい樹脂「飽和ポリエステル樹脂」を使用。

飲み物にプラスチック臭が付きません。

また、独自の製法によりキャップ部分にパッキンを必要としません。

そのためお手入れもしやすく衛生的で使いやすい水筒です。

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プラティパス ウォーターキャリー

折りたためるボトルの代表格。

筆者も使用しているボトルで、初めは素材的に強度は大丈夫なのか?と思いましたが、数年使ってもいまなお現役です。

なんといっても使い終わると非常にコンパクトに収納できるのが◎

エバニュー ウォーターキャリー

エバニューのウォーターキャリーを持っている方も多く見かけます。

こちらも折りたためるタイプのボトルで大変便利。

プラティパスよりもコスパが優れたアイテムです。

一緒に持っておくと便利なもの

登山におすすめの水筒を紹介しましたが、あわせて持っておくと便利なものがいくつかありますので、そちらについても紹介します。

水筒カバー

山で水筒を使用すると傷やへこみは出てきます。

少しでも水筒を長持ちさせるために水筒カバーはあると便利。

浄水器

山で飲み水が尽きてしまわないように持っておくと便利なのが浄水器。

特に夏場は水分の摂取量が増えるためいざという時のために持っておくと重宝します。

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この記事を書いた人

関西の山を中心に登山をしております。

今まで登った山は
富士山、奥穂高岳、槍ヶ岳、石鎚山、剣山
大台ヶ原山、伊吹山、八経ヶ岳、etc…

主に関西の山の情報や本などから得た知見を当サイトと
YouTubeにて発信しています。

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