「登山を始めたいけど、何を揃えればいいの?」
初心者にとって最初のハードルは、装備選びと費用の問題ですよね。この記事では、2025年最新版として、登山初心者が最低限揃えるべき基本装備から、あれば便利な+αアイテム、そしてできるだけ安く装備を手に入れる具体的な方法までを丁寧に解説します。安全に、そして無理なく登山デビューするためのノウハウをギュッと詰め込んだ保存版ガイドです!
はじめに|これから登山を始めたいあなたへ
登山の魅力とは?

「自然の中でリフレッシュしたい」「日常から離れてリラックスしたい」そんな想いから、近年は登山を始める人が増えています。特にここ数年は、ソロ登山や低山ハイクなど気軽に楽しめるスタイルも注目されており、初心者でも始めやすい環境が整ってきています。
登山の魅力は、何と言っても四季折々の自然の美しさを全身で感じられること。
山頂で見るご来光、森の中を吹き抜ける風、野鳥のさえずり……。
日常では得られない「心の癒し」や「達成感」を感じられるのが登山の醍醐味です。
でも、登山にはリスクもある
一方で、自然が相手の登山にはリスクもつきものです。天候の急変や、道迷い、装備の不備によるトラブルなど、初心者が陥りやすい落とし穴も多く存在します。特に「なんとなく行けそう」と軽い気持ちで山に入ると、思わぬ事故につながることも。
だからこそ、最初に「正しい装備を知ること」「必要最低限の準備をすること」がとても大切です。
初心者が揃えるべき装備とは?

登山といっても、いきなり高い山に登る必要はありません。まずは標高の低い「低山」や、よく整備された「ハイキングコース」から始めるのがおすすめです。
その上で、最低限必要な装備をしっかり揃えれば、安全で快適な登山を楽しむことができます。本記事では、初心者の方が無理なく始められるように、必要な装備をリストアップし、「できるだけ安く揃える方法」まで詳しくご紹介していきます。
基本の登山装備一覧【初心者向け】
はじめに|なぜ装備が重要なの?
登山は「自然相手のレジャー」です。舗装された道ではなく、岩や木の根がむき出しの道、急な斜面、ぬかるんだ道などを歩きます。
また、天候も変わりやすく、晴れていたのに突然雨が降ることも珍しくありません。
だからこそ、正しい装備を揃えることで、
- ケガのリスクを減らす
- 天候の変化に対応する
- 疲労を軽減する
- 安全に帰ってこられる
ということができるのです。
ではここから、初心者がまず揃えるべき「7つの基本装備」をひとつずつ詳しく解説していきます。
1. 登山靴(トレッキングシューズ)

なぜ必要?
山道は、コンクリートのように平らではありません。滑りやすい岩や、ぬかるみ、小石などが多く、スニーカーでは足元が不安定になり、ねんざや滑落などの事故につながる恐れがあります。
登山靴は、そうした不整地でもしっかりと地面を捉え、足首を保護してくれる構造になっています。
初心者におすすめの選び方
- ミドルカットタイプ:足首をしっかり固定してくれるので、ケガを防げます。
- 防水機能(GORE-TEXなど)付き:雨やぬかるみでも靴の中が濡れにくい。
- アウトソールのグリップがしっかりしているもの:滑りにくい靴底。
💡ポイント:試着は必須!
登山用の靴下を履いたうえで、夕方(足がむくみやすい時間帯)に試し履きをするのがおすすめです。
2. リュックサック(バックパック)

なぜ必要?
登山では、水や食料、レインウェア、防寒具などを持ち歩きます。手に何かを持っているとバランスを崩しやすくなるため、両手が空くリュックが基本です。
初心者におすすめの選び方
- 容量は20〜30リットルが目安:日帰り登山にちょうど良いサイズ。
- ウエストベルト付き:荷物の重さを腰で支えることで、肩が疲れにくい。
- レインカバー付き:急な雨でも中身が濡れません(別売りの場合もあります)。
💡ポイント:登山用を選ぶこと!
普段使いのリュックでは背負いやすさや収納が不十分です。登山用に設計されたリュックは背中の蒸れも軽減してくれます。

3. レインウェア(雨具)

なぜ必要?
山の天気は本当に変わりやすく、午前中に快晴だったのに、午後には大雨ということも珍しくありません。濡れた服のままだと、体温が奪われて低体温症になる危険性もあります。
初心者におすすめの選び方
- 上下セパレート型:ジャケットとズボンが分かれているタイプが動きやすい。
- 防水・透湿性のある素材(例:GORE-TEX):外からの雨は防ぎ、内側の汗は逃がしてくれます。
- 専用の登山用レインウェアを選ぶこと:コンビニのカッパやポンチョはNG!
💡ポイント:晴れていても必ず持っていく!
レインウェアは保温・防風にも使えるので、非常用の防寒具としても活躍します。
4. 登山用の服装(レイヤリング)

なぜ必要?
登山中は、標高が上がるにつれて気温が下がり、風も強くなります。また、登りでは汗をかき、下りでは体が冷えるなど、一日の中で寒暖差が大きくなることもあります。
そんな環境に対応するために大切なのが、「レイヤリング(重ね着)」です。
基本の3層構造
- ベースレイヤー(肌着)
吸汗速乾性の高い素材(ポリエステルやメリノウール)がおすすめ。
※綿素材は汗を吸って乾かず、体を冷やすのでNG! - ミドルレイヤー(中間着)
フリースや薄手のダウンなど。気温に応じて着脱しやすいものを。 - アウターレイヤー(外側)
防風・防水のあるジャケット。レインウェアを兼ねることも多い。
💡ポイント:暑さ・寒さに合わせて調整できるようにする!
5. 水筒・ハイドレーション(飲み物)

なぜ必要?
登山中は思った以上に汗をかきます。水分補給を怠ると、脱水症状や熱中症になる危険があります。こまめに水を飲める準備をしましょう。
初心者におすすめの持ち方
- 水筒(保冷・保温ボトル):季節によって冷たい/温かい飲み物が重宝。
- ハイドレーション(チューブ付きの水袋):歩きながら水が飲めて便利。
💡目安:日帰り登山では1.5〜2Lが必要
夏場や標高が高い山ではもっと必要になることもあります。
6. ヘッドランプ(ライト)

なぜ必要?
「日帰りだからライトはいらない」と思っていませんか?
実は、思ったより下山が遅れて日没に……というケースが非常に多いです。暗い山道ではスマホのライトだけでは視界が足りず、とても危険です。
初心者におすすめの選び方
- LEDライトのヘッドランプ:明るく、電池が長持ち。
- 予備の電池を持参:本体に加えて1回分の交換電池を。
💡ポイント:両手が空くヘッドランプは必須!
7. 地図・コンパス or GPSアプリ

なぜ必要?
山ではスマホの電波が届かない場所も多く、「道に迷ったけどナビが使えない!」という状況になることがあります。遭難の大きな原因は「道迷い」です。
初心者におすすめの方法
- 登山用GPSアプリ:「YAMAP」「ヤマレコ」など、事前に地図をダウンロードして使える。
- 紙の地図も持っておくと安心:アプリのバッテリー切れ対策。
💡ポイント:山に入る前に必ずルート確認を!
これら7つが、初心者が最初に揃えるべき「登山の基本装備」です。
無理に高価なものを買う必要はありませんが、安全を守るためには最低限の質があるものを選びましょう。
あると便利な+α装備
前章で紹介した「基本装備」が揃っていれば、日帰り登山を安全に楽しむことができます。
しかし、もう少し快適に、安心して登山を楽しむためには「あると便利なアイテム」もいくつかあります。
ここでは、必須ではないけれど初心者でも持っておくと役立つ+α装備を紹介します。
1. トレッキングポール(登山用ストック)

なぜあると便利?
- 歩行時のバランスを保ちやすくなる
- 登りでは脚への負担を分散し、疲れにくくなる
- 下りでは膝の負担を大幅に軽減
特に膝に不安がある方や、体力に自信がない初心者におすすめです。
選び方のポイント
- 伸縮・折りたたみ式:持ち運びが便利
- 2本1セットで使うのが基本
- グリップが手になじむか試す
💡ポイント:ポールの使い方にはコツがあるので、事前にYouTubeなどで確認すると安心です。
2. グローブ・帽子・ネックゲイター(防寒・日除け小物)

なぜあると便利?
登山中は直射日光、冷たい風、突然の寒さなど、気温や環境が大きく変化します。これらの小物で、快適さや安全性が大きくアップします。
おすすめのアイテム
- グローブ:手をついたときのケガ防止、防寒に◎
- 帽子(つば付き):日よけ対策に必須。熱中症予防にも。
- ネックゲイター/バフ:首元の防寒、日焼け、砂ぼこり対策に万能。
💡ポイント:夏でも山の上は肌寒くなることがあるので、防寒の備えは年中必要です。
3. 非常食・行動食(おやつ)

なぜあると便利?
登山は思っている以上にエネルギーを消耗します。こまめにエネルギーを補給しないと、疲労や集中力低下の原因に。
行動食の例
- ナッツ、チョコ、ようかん
- エネルギーバー、ゼリー飲料
- ドライフルーツ
これらをすぐ取り出せるポケットやリュックの上部に入れておくのがコツ。
非常食の例
- カロリーメイト
- インスタント食品(カップ麺など)
- レトルトご飯やパックおにぎり(腐りにくいもの)
💡ポイント:非常食は、万が一のビバーク(山中泊)に備えて持っておくと安心。

4. ファーストエイドキット(応急処置セット)

なぜあると便利?
登山中のちょっとしたケガ(すり傷、マメ、虫刺されなど)は意外と多いです。そんなときにすぐ対応できる応急セットがあると安心です。
最低限入れておきたいもの
- 絆創膏・ガーゼ・テーピング
- 消毒液 or 消毒シート
- 鎮痛薬・風邪薬・胃薬
- 虫除けスプレー、虫刺され薬
- マメ・靴ずれ用のテープ(例:ドクターショール)
💡ポイント:市販の登山用セットも便利ですが、自分に合った薬を自分仕様で用意するのがおすすめ。
5. 携帯トイレ
なぜあると便利?
登山道にはトイレがほとんどない、またはすごく遠いことが多くあります。また、登山中に急にお腹が痛くなることも…。
そんなときに安心なのが携帯トイレです。
使用シーン
- 緊急時の排泄(山小屋やトイレが閉鎖されているとき)
- 災害時や道迷いで足止めされた場合
💡ポイント:最近では「環境保護」の観点から、トイレが設置されていない山では携帯トイレの持参がマナーになっている場所もあります。

番外編:あると快適な+αアイテム

- タオル or 汗拭きシート:汗を拭いたり、顔を洗うときに便利
- サングラス:紫外線や雪の反射対策
- レジャーシート or コンパクトチェア:休憩時に快適
- ゴミ袋:ゴミは必ず持ち帰りましょう(マナーです!)
これらの「+α装備」は、登山をより快適に、安心して楽しむためのサポート役になります。
登山に慣れてくると「これがあると便利だな」と感じるアイテムも増えていくので、少しずつ自分仕様の装備を整えていきましょう。
登山装備を安く揃える5つのコツ
登山を始めるとき、「全部そろえると高そう…」と思う方も多いはずです。
確かに、機能性の高い登山用品は高価なものも多く、フル装備を新品で一気に買い揃えると数万円〜10万円以上になることも。
ですが、工夫次第で安く・効率よく揃えることは十分可能です!
この章では、初心者でも無理なく登山装備を手に入れるための「5つの節約術」を紹介します。
1. アウトドア専門の中古ショップを活用しよう

メリット
- ブランド品でも半額以下で手に入ることも
- 実物を手に取って試せる
- 店舗によってはメンテナンス済みで安心
代表的なお店・サービス
- 【全国展開】好日山荘「Re:gear(リギア)」
- 【ネット】ヤフオク・メルカリ(信頼できる出品者を選びましょう)
- 【地域密着】登山用品のリユースショップ(都市部に多い)
💡ポイント:中古品は靴・ザック・ウェアが狙い目。直接肌に触れるインナーやレインウェアは新品が安心。
2. 登山用品のレンタルを賢く利用する
メリット
- 1回あたり数千円で装備一式をレンタル可能
- 高価なアイテムを「お試し」できる
- 保管スペースが不要
おすすめのレンタルサービス
- やまどうぐレンタル屋:全国配送OK、初心者向けセットあり
- そらのした:高品質なレンタル品が豊富、登山靴のレンタルも可能
💡ポイント:「登山が続けられそうか分からない」「一度試してみたい」人に最適!
3. 型落ちモデルや旧シーズン商品を狙う

メリット
- 性能はそのままで、価格が30〜50%オフになることも
- 新製品との違いは「カラー」や「ロゴ位置」程度の場合が多い
どこで買える?
- アウトドアブランドの公式アウトレット(モンベル、ノースフェイスなど)
- オンラインセール(楽天市場、Amazon、公式通販)
- 大型アウトドアショップのセール(スポーツオーソリティなど)
💡ポイント:「見た目より機能性重視」なら型落ちは本当にお得です!
4. ワークマンやホームセンターで代用アイテムを探す

なぜおすすめ?
ワークマンや一部のホームセンターには、アウトドアに強い低価格ウェアが充実しています。登山専用ブランドではないものの、意外と使えるアイテムがたくさんあります。
具体例
装備 | 代用できるアイテム例(ワークマンなど) |
---|---|
レインウェア | 防水・透湿性の高い上下セパレートのレインスーツ |
ベースレイヤー | 吸汗速乾インナー(スポーツ用) |
ミドルレイヤー | 軽量フリースジャケット |
グローブ・ネックウォーマー | 防寒用作業手袋やネックウォーマー |
💡注意点:靴やザックなど、登山特有の機能が必要なものは正規品を選ぶ方が安心です。

5. 登山経験者から譲ってもらう・借りる

メリット
- 無料または格安で手に入ることが多い
- 実際に登山をしている人のおすすめアイテムが聞ける
方法
- SNSや登山コミュニティで相談してみる
- 家族や友人に登山経験者がいれば声をかけてみる
- 登山イベント・講習会に参加して繋がりを作る
💡ポイント:登山好きな人は意外と装備を余らせていることも多いです。遠慮せず相談してみましょう!
おまけ:コスパよく揃えるためのマインドセット
最後に大切なこととして、「最初から全部を完璧に揃えようとしない」ことがポイントです。
まずはレンタルや代用品でスタートして、回数を重ねる中で「自分に必要なもの」が分かってきます。
登山を続けたいと思えたら、その時に少しずつ買い足していけばOK。無理なく、楽しく、安全に始めることが大切です。
登山前にチェック!安全に楽しむためのポイント
登山を楽しむうえで一番大切なこと、それは**「安全に帰ってくること」**です。
どんなに装備が揃っていても、計画や判断を間違えると、事故やトラブルに巻き込まれる可能性があります。
この章では、初心者が登山前に必ず確認しておきたい安全対策の基本を、5つのポイントに分けて解説します。
1. 天気予報の確認は必須!

なぜ重要?
山の天気は平地と比べて変化が激しく、予測が難しいです。
晴れ予報でも、標高が高くなると雲がかかり、風が強く、体感温度が大きく下がることもあります。
確認するべき情報
- 登山予定日の前日と当日の天気(雨・風・気温)
- 風速:風速10m以上だと危険なレベル
- 降水確率・雷注意報:雷は特に危険。予定変更も検討を
おすすめサイト・アプリ
- tenki.jp 登山天気
- ヤマテン(山専門の有料天気予報)
- YAMAP、ヤマレコなどの登山アプリにも天気情報あり
💡ポイント:天気が不安な日は無理して登らない勇気が安全につながります。
2. 登山届を提出しよう

登山届とは?
「いつ・どの山に・どんなルートで・誰が登るのか」を知らせる書類のこと。
万が一遭難した際、迅速な捜索・救助の手がかりになる重要な情報です。
提出方法
- 紙で提出:登山口に設置されたポストに入れる
- オンライン提出:全国の山で使える「コンパス(登山届ポータル)」
→ https://www.mt-compass.com/
💡ポイント:日帰り登山でも提出するのが理想。家族や友人に「登る山と帰宅時間」を伝えておくのも◎。
3. 無理のない計画を立てよう
初心者がやりがちなミス
- 体力や経験に合わない難易度の山に挑戦
- コースタイムを短く見積もりすぎて、下山が遅れる
- 昼食や休憩時間を考慮せずに出発が遅くなる
安全な登山計画のコツ
- 移動や休憩込みで「早めに下山」できるプランを立てる
- 初めての山は標高1000m以下・整備されたコースから
- 体力に自信がない人は「登り2時間以内」を目安に
💡ポイント:登山開始は朝8時前後、遅くても14時までには下山完了が理想です。
4. スマホのバッテリー対策も忘れずに

なぜ重要?
- 登山アプリ(GPS)、地図、ライト、連絡手段など、スマホは登山の必需品
- 山では電波を探すためにバッテリー消耗が早い
対策方法
- モバイルバッテリーを持参(1万mAh以上が安心)
- 機内モード+Wi-Fi・Bluetoothオフで節電
- 紙の地図をバックアップとして用意
💡ポイント:電波の届かない場所ではLINEや電話もできません。緊急時の備えとしての電源管理は超重要。

5. 体調と装備の最終チェックを忘れずに

登山前日はしっかり睡眠を取り、朝ごはんを食べてから出発しましょう。
また、以下の項目を出発前にチェックリストとして確認すると安心です。
登山前の持ち物チェック例
✅ 登山靴
✅ リュックサック(装備入り)
✅ レインウェア
✅ 水(1.5L以上)
✅ 行動食・非常食
✅ 地図・スマホ・予備バッテリー
✅ ヘッドランプ
✅ 防寒具・帽子・グローブ
✅ ファーストエイドキット
✅ トイレットペーパー or 携帯トイレ
💡ポイント:特に「水」「ライト」「防寒」は命を守る三種の神器。絶対に忘れずに!
安全があってこその楽しさ
登山は、しっかり準備して臨めば、初心者でも十分に楽しめるアウトドアです。
その楽しさを長く続けるためには、**「無理せず、慣れるまでは慎重に」**が鉄則。
初めての登山では、多少の不安や緊張があって当たり前です。
でも、今回ご紹介したポイントを一つひとつ意識して準備すれば、きっと素敵な山の時間を過ごせるはずです。
まとめ|無理なく、楽しく登山デビューしよう
「登山=ハードルが高い」はもう古い

登山と聞くと、「体力が必要」「装備が高い」「迷いそうで怖い」といったイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、実は最近では低山ハイクやライトな日帰り登山を楽しむ人も増え、初心者でも気軽に始められる環境が整ってきています。
必要なのは、「正しい知識」と「最低限の装備」、そして「少しの好奇心」だけです。
今回の記事で紹介したことのおさらい
登山初心者が安心してスタートするためのポイントを、もう一度ざっくり振り返ってみましょう。
✅ 基本装備を揃える
- 登山靴、リュック、レインウェアなど、安全に歩くための7つの装備をまず準備
- 服装は「レイヤリング(重ね着)」が基本
✅ 快適&安心な+α装備も活用
- トレッキングポール、応急セット、携帯トイレなどは、あるとグッと登山が快適に
✅ 賢く安く揃える方法もある
- 中古ショップやレンタル、ワークマン活用でコスパ良く装備をゲット
- 最初は無理せず「試す」くらいの気持ちでOK
✅ 安全対策を忘れずに
- 天気予報のチェック、登山届の提出、スマホのバッテリー対策はマスト
- 「無理をしない計画」が山でのトラブルを防ぐ鍵
一歩踏み出せば、景色が変わる

最初の一歩を踏み出すまでは、不安や面倒に感じることもあるかもしれません。
でも、実際に山を歩いてみると、それまで見たことのない景色、心がすっと軽くなる空気、そして自分の足で登った達成感が待っています。
それは、他のどんなレジャーとも違う、かけがえのない体験です。
最後に
登山は「自分のペースで」「自然と対話しながら」楽しめるものです。
頑張りすぎなくても、無理をしなくても、あなたなりの登山の楽しみ方がきっと見つかります。
装備を整えたら、ぜひ近くの低山から挑戦してみてください。
山があなたにとって、心の拠り所や新しい趣味の世界になるかもしれません。