【使用レビュー】ワークマンの登山パンツ「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」の実力は？

この数年、低価格のアウトドア製品を市場に投入しているワークマン。

そんなワークマンから、2024年の秋冬に登山仕様のアイテムが発売されました。

今までも登山で使えるような製品はありましたが、今回発売されたものは”本格仕様”。

いくつか登山使用の製品が発売されましたが、この記事ではその中でも「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」という製品に焦点を当てて紹介します。

ちなみにお値段は2024年10月現在で驚異の2,900円です。

▼YouTubeでも使用感をレビューしました▼

▼「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」のレビュー記事▼

「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」とは？

「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ（以下、トレックパンツ）」とはワークマンが登山向けに開発した本格仕様のトレッキングパンツです。

トレックパンツの特徴は以下の通り

製品名に超撥水とあるように、この製品の売りポイントは撥水力の高さ。

トレックパンツの説明文にも

世界最高レベルの超撥水技術薬剤メーカーと共同でオリジナル素材を開発。

とあるので、その自信はかなりのもの。

ウエストの調整は腰部分に付いているベルクロで調整。

以前、ワークマンで購入した「ウォームクライミングパンツ」は付属のベルトで調整するタイプだったのですが、前面しか絞れず、背面はただのゴムでした。

そのため、しゃがんだり立ったりを繰り返すとパンツがずれてきたのですが、今回のトレックパンツはそんなことはなく快適な履き心地です。

ポケットはベルクロのすぐ下と、さらにその下、そしてお尻部分。

左右に付いているので計6つ。

写真の指でつまんでいる部分のポケットだけチャック付きです。

裾はチャック式でその内側にはドローコードが付いています。

チャックを開ければハイカットシューズも履けますし、ドローコードを締めれば水や風の侵入を防ぐことができます。

登山靴のヒモに引っ掛けるフックも付いています。

これを活用すればパンツがめくれ上がらなくなるので、泥や小石が入って来ません。

どんな場面で使える？

トレックパンツは薄すぎず、厚すぎずの生地感なので春から秋にかけての3シーズンはもちろん、中にレギンスを履けば冬の低山くらいなら対応可能です。

中にレギンスを履く場合はワンサイズ大きめを選ぶ方が良さそうです。

実際に登山で使った感想

トレックパンツを履いて実際に登山に行ってみましたので、使い心地をお伝えします。

率直な感想としては、ストレスなくすごく快適に使えました。

トレックパンツの良かった点

撥水力の高さは先ほども触れた通り。

少々の水なら弾いてくれるので、急な雨にも対応できます。

この点は大きなメリットだと思います。

次にストレッチ性について。

履き心地の悪いパンツだと膝を曲げた際に突っ張る感じがあるのですが、このトレックパンツは伸縮性があって脚の上げ下げがスムーズです。

また、見た目がスッキリしていて野暮ったさはありません。

生地も安っぽくなく、アウトドアブランドのパンツだと言われても一見わかりません。

トレックパンツの気になった点

大きな不満のないトレックパンツですが、気になった点を2つお伝えします。

まず1点は、太もも周りのタイトさ。

私はどちらかというと細身の体形をしているので問題ありませんでしたが、すっきりシルエットのパンツなので、ガッチリ体系の方は少し太もも周りがタイトに感じるかもしれません。

もう1つは、ポケットが6つも必要なのか？というところ。

パンツのポケットに荷物を入れると歩行の妨げになるので、私は極力使用しないようにしています。

また、前面下部のポケットは少し低い位置になるので、手をしっかり伸ばさないと奥まで届きません。

ですので、前面2つ背面2つの構成でも良かったのかなと思います。

「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」は買い！

今回はワークマンから発売された「PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」を実際に登山で使ってみました。

このトレックパンツは2,900円という低価格ながら、これといった欠点のない非常に完成度の高い登山パンツです。

改めて特徴をお伝えすると、、、

▼PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツの特徴▼

この秋、登山をはじめる方にも、登山玄人の方にもおすすめできるトレッキングパンツなので一度手に取っていただければと思います。

耐久性は現時点で不明ですが、そんなに弱い作りではなさそうです。

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