ワークマンの本格登山靴「トレックシューズアジム」の使い心地は?実際に登山で使ってみた

ここ数年アウトドア用品を市場にどんどんと投入しているワークマン。

使えそうな登山用品はないかとネットサーフィンをしていたところ、なにやら登山靴が販売されているとのこと。

その名も「トレックシューズアジム

さっそく近隣のワークマンへ行き購入しようとしましたが、自分の足に合ったサイズが見つかりません。

3店舗周ってようやく発見したので購入。

価格は驚きの4,500円

登山靴にしては安過ぎないか?と思って性能もそこまで気にしていませんでしたが、実際に履いてみると非常にコスパの高いものだと感じました。

今回の記事ではそんなコスパに優れた「トレックシューズアジム」をレビューします。

YouTubeでもレビューしています

ワークマンの登山用アウター・パンツのレビュー

トレックシューズアジム
総合評価
( 4 )
メリット
  • 6cm防水
  • 高強度素材
デメリット
  • 接着面の糊が見える
目次

「トレックシューズアジム」とは?

トレックシューズアジムとはワークマンのなかでも”WORKMAN Premium”に位置付けられる本格登山靴。

WORKMAN Premiumとは、WORKMANの「高機能×低価格」哲学を維持しながら、より高い品質と驚きを提供するライン。
プロ職人向けからファッション、アウトドア、スポーツまで、多様なカテゴリーで展開されるWORKMAN製品の中でも、特に優れた機能性と体験価値を追求しています。

トレックシューズアジムの特徴は以下の通り

・透湿防水素材「INAREM(イナレム)」を使用
・高強度ライニング(素材の表面や内面を比較的厚い膜で覆う表面処理)生地
・アッパーとタンが一体化しているので異物の侵入を阻止

ワークマンではおなじみの透湿防水素材「INAREM」が使われているので防水性はバッチリ。

アッパーとタンが一体化しており隙間がないため、小石などの異物が侵入しません。

また、日本の繊維メーカー”セーレン株式会社”と共同開発した高耐久生地をライニングに使用しているので、とても頑丈に作られているようです。

「トレックシューズアジム」の外観

トレックシューズアジムの外観を見ていきます。

第一印象は決して安っぽい感じではなく、一般的な登山靴といった感じです。

とても4,500円の登山靴とは思えません。

後ろから見ると、ミッドソールの厚さが目立ちます。

もっともソールの高いところで約6cm。

ブラックとグレーの2色展開ですが、ブラックはシックでカッコイイです。

アウトソールは滑りづらいで有名なビブラムソールなどのメーカーものではなく、ワークマンオリジナルのアウトソールが使われています。

ワークマンいわく、泥が詰まりにくく、地面をグリップしやすいソールパターンだそう。

インソールには抗菌防臭機能の付いていると書かれています。

インソールはかなり薄め。

脚への衝撃は厚手のミッドソールで吸収する作りになっているようです。

タンにはワークマンのアウトドアライン”FieldCore”のロゴ。

タンとアッパーが生地で繋がっているので小石や水の侵入を防いでくれます。

MADE IN CHINA

日本で作っていたら、この低価格は実現できないでしょう。

実際の使い心地は?

実際に登山で使った感想を”良かった点”と”気になった点”にわけてお伝えします。

良かった点

まずは良かった点。

やはり一番は防水力の高さです。

川の水をかけたり、浅い川を歩いたりしましたが、もちろんノーダメージ。

さすがイナレムといった感じで安心感があります。

ワークマンのイナレム素材は靴だけでなく、アウターやパンツにも使われており、それらのアイテムもいくつか持っていますが、いずれも雨水の侵入をしっかり防いでくれるので非常に満足度が高いです。

次にソールの食いつきも比較的に良かったです。

山道はもちろん、岩場も滑ることなく歩くことができました。

以前、マムートの登山靴を履いていた時期があるのですが、その靴がとても滑って使い物にならなかったことがあります。

それから登山靴ではなくトレイルランニングシューズを履くようになっていたのですが、トレックシューズアジムであれば、滑ることも少ないのでこれから登山靴も履いていけそうです。

あとは見た目でしょうか。

安っぽくなく落ち着いたデザインの登山靴なので、良い意味で目立ちません。

低価格のものは質感の悪さから悪目立ちするものも存在するなか、トレックシューズアジムはプレミアムラインの登山靴だけあってカッコ良い印象です。

気になった点

特に文句のつけようがない登山靴だと思っていますが、気になった点を強いて挙げるとするのならば、ソールとアッパーの接着面の糊が少しはみ出ていることくらいでしょうか?

これは個体差があると思うので、すべてがそうという訳ではないですが、私が購入したものはほんの少し糊が見えていました。

ただ、正直私は気になる程のものではなかったので、あくまで気になる点を挙げるのならといった感じです。

「トレックシューズアジム」の総評

今回はワークマンの本格登山靴「トレックシューズアジム」を試してみました。

価格以上の性能であることは間違いないと感じましたし、他社の1万円以上する登山靴と比較しても何ら遜色のない作りに仕上がっています。

もしも、現在登山靴の購入を悩んでいる方がいるなら、検討する価値は十分あるのではないでしょうか。

ただし、人気の製品なのでなかなか手に入らないかもしれませんが、店頭やオンラインショップで見つけることができたら一度試してみてください。

あと1点。耐久力に関しては何度も試さないとわからないですが、触った感じだとそんなにすぐに壊れるような作りではなかったです。

今後使っていて不良が出たら、こちらの記事にて報告します。

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この記事を書いた人

関西の山を中心に登山をしております。

今まで登った山は
富士山、奥穂高岳、槍ヶ岳、石鎚山、剣山
大台ヶ原山、伊吹山、八経ヶ岳、etc…

主に関西の山の情報や本などから得た知見を当サイトと
YouTubeにて発信しています。

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