今回は大阪で人気のある山「金剛山」へ登山しに行ってきました。
金剛葛城山系の主峰「金剛山」は大阪府と奈良県にまたがる標高1125mの山で、大阪や奈良の人たちに広く親しまれている山です。
いくつか登山ルートはありますが、今回は歩行時間が短く難所もない
「千早本道」を通って山頂まで行ってきたので、その際のルートや登山口までの行き方を解説します。
アクセス
今回は電車とバスを乗り継いで登山口まで行きました。
【電車】
大阪駅ー新今宮駅(JR)
新今宮駅ー河内長野駅(南海高野線)
【バス】
河内長野駅前ー金剛登山口(金剛山ロープウェイ前行)
ルート
河内長野駅~金剛山登山口
今回の起点は河内長野駅。ここからバスに乗り金剛山登山口へ向かいます。
電車とバスを乗り継いで金剛山へ行くのなら、NANKAIが発行している「金剛山ハイキング切符」がオススメです!
通常であれば、難波駅から金剛山登山口まで往復\2,150のところ
「金剛山ハイキング切符」を使えば\1,740になりますよ。
詳しくはNANKAI「金剛山ハイキング切符」のサイトでご確認ください。
3番乗り場でバスを待ちます。
今回のルートは登り2時間弱、下り1時間ほど。
山頂で食事をとると往復4時間くらいはかかるので、それを考慮して
遅くても11時のバスには乗りたいですね。
南海バスではPiTaPaやICOCAなどのICカード使えます
バスに揺られること約40分、金剛山登山口へ到着。
帰りのバスの時刻をチェックします。
平日だと16:50が最終
土日祝だと17:26が最終の時間です。
それまでには必ず下山しましょう。
バス停のすぐ近くに公衆トイレがあります。
道中に簡易トイレがありましたが衛生的ではなかったので
こちらで用を足しておいた方が良いでしょう。
千早本道ルートを歩く
今回のルートは「千早本道ルート」
山頂までは一本道なので初心者にも優しいルートです。
いざ出発!まずは千早城跡を目指し、石段を登ります。
登る角度が急なので、少し面食らうかもしれませんが
はじめの階段が最大の難所ですので踏ん張ってください。
石段を登り進め、千早城跡へ
千早城は元弘2年(西暦1332年)に楠木正成公の挙兵時に築城されたお城です。
現在お城の形は失われてしまいましたが、日本100名城に選ばれるほどの名城だったそうです。
特に何もない広場がありましたが、そこを通り抜けます。
この日の金剛山は雨模様。道中霧がかかっていますが
それもまた一興です。
山頂までは一本道で、道は整備されています。
それもあってかカジュアルな服装で登っている方も普通にいました。
気軽に登れるところも金剛山の魅力の一つですね。
ウルトラマン会長とバルタン星人副会長に出会いました。
いったい何の意図があるのでしょうか。(笑)
五合目から山頂へ
あっという間に五合目。
少し開けた場所にベンチと仮設トイレがありますので一服します。
上記しましたが、友人いわく
トイレは衛生的ではないそうなので、山頂まで粘りたいところ。
しばらく歩くと九合目の分岐に差し掛かります。
どちらに行っても山頂へ着きますので、お好きな方を選んでOK!
ここまで来ればあと一息。
注意書きにあるように、食事の後片付けは綺麗にしましょうね。
山頂には食事処やお手洗いあり
山頂には食事処があり、中でゆっくり温まりながら食事するのも良いですね。
カップラーメンが売っていたので、晴れていれば外の広場で食べるのも気持ち良いかもしれません。
お手洗いもあります。
山頂の看板。
この日は雨だったので景色も見えず、ぜんぜんインスタ映えしませんね(-_-;)
山頂のこの辺りは国見城跡とも言われており
ここから摂津・和泉・河内の国々を見渡せたことから「国見」と呼ばれたそうです。
山頂の看板の横は広場になっているので、春先にレジャーシートを敷いて
みんなでお昼ご飯食べると楽しそうですね♪
金剛山といえばライブカメラが有名で、これに映ることを一つの目的にしている人もいます。
私も今回は映ってみました。
ちなみにライブカメラは10分ごとに写真撮影しているので
時間に合わせてみなさんもポーズをとってみてはいかがでしょうか?
食事をして下山しようとしたら、雨が上がり晴れ間が見えました。
来て良かったー(^^)
人気の金剛登山を一度は体験してみよう
今回ご紹介した金剛山の登山ルートは、難所がなく山歩きに不慣れな方でも気軽に登ることができます。
登山用の服装を持っていなくても、運動ができる格好でしたら十分登ることができるので
これから登山に挑戦したいという方にもオススメです。
登りやすい割に晴れた日には山頂からの眺めはとても良く、大阪の街を見渡すことができて満足感もあります。
登山仲間に引き入れたい友人がいれば、連れてきてあげると山の世界にどっぷり浸かってくれるかもしれませんよ(笑)
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