2022年のゴールデンウイーク某日に大和葛城山へツツジを見にハイキングに行ってきました。
今回は気軽にツツジ鑑賞へ行くことが目的だったので
行きはロープウェイ、帰りは自力で下山という方法を選びました。
ツツジの群生地までのアクセスと下山道のルート解説をやっていきます。
葛城山ってどんな山?
葛城山ってどんな山?
所在地:奈良県御所市・大阪府南河内郡千早赤阪村
標高:959m
単に葛城山と呼ばれることが多いですが、正式には「大和葛城山」。
大阪と和歌山の境にも「和泉葛城山」という山があるのでお間違いなく。
春にはツツジが山頂を真っ赤に染め、秋にはススキが黄金色に染め上げます。
登山口から山頂付近までロープウェイが運行しており、登山に不慣れな方でもアクセス可能です。
二上山から槇尾山までを結ぶ「ダイヤモンドトレール」の一部であり
縦走する道中で立ち寄る方も多くいます。
\登山マップはこちら/
葛城山登山口へのアクセス
公共交通機関でのアクセス
いくつかルートはありますが今回は私が使った交通を紹介します。
【JR大阪環状線】
大阪駅~天王寺駅
【近鉄南大阪線】
大阪阿部野橋駅~尺土駅
【近鉄御所線】
尺土駅~近鉄御所駅
【奈良交通バス】
近鉄御所駅~葛城ロープウェイ前
車でのアクセス
阪神高速14号松原線
→阪和自動車道
→南阪奈道
葛城ICで降りて南下
大阪駅付近からだと上記のルートがもっとも速そうですが
2022年6月1日から2025年3月末まで阪神高速松原線の工事を行っているようなので
迂回して近畿自動車道から阪和自動車道へ南下する形になるかと思います。
私が先日行った際はツツジの季節だったからか非常に車の量が多く
駐車場に数十台から百台近くは停まっていたと思います。
ですので駐車できないことはなさそうです。
葛城山の登山ルート
今回は冒頭でも書いた通り、行きは山頂付近までロープウェイで登り
下りは櫛羅の滝コースを通って下山していく体力温存ルートを選択しました。
事前にTwitterでツツジが見ごろだという情報は得ていましたので非常に楽しみに山頂を目指します。
今回は電車とバスを乗り継ぎ向かいますので、大阪から近鉄電車を使って「近鉄御所駅」までやってきました。
バスはおよそ1時間に1本ですので乗り遅れると大幅に予定が狂います。
混雑する時期に行くなら少し余裕を持って行くと良いでしょう。
季節がら人が多いことを予想して臨時バスが出ていたのでバスに乗れないことはなさそうです。
バスの運賃は片道300円。
15分~20分ほどで葛城ロープウェイ前へ到着。
ロープウェイと逆側を見るとすでに景色が良いです。
帰りのバスの時刻も確認しておきます。
最終の時刻が18時2分なのでそれまでには戻ってこなければいけません。
時期的にもっと人がいると思いましたが意外と少なかったです。
自力で登る人が多いのでしょうね。
時刻表を確認しようとしましたが、「8分間隔で折り返し運転中」の看板が。
繁忙期の営業時間内は常に動いているようですね。
運賃は大人片道950円、往復1500円。
往復を買うとお得ですが下りは歩く予定なので片道分だけ購入します。
ロープウェイはけっこう大型で私が乗った時で十数人乗っていたでしょうか。
片道およそ6分で山上駅まで到着します。
数十メートル道なりに進むとトイレあり。
この先の白樺食堂の隣にもトイレはあります。
看板に従い葛城山頂を目指します。
登山客から日傘を差したマダムまでいろいろな人がいます。
ロープウェイで行くことができますが山頂を歩くのであればスニーカーくらいは履いてきた方が良さそうです。
自動販売機がありますので、たくさんの水分を持ってこなくても大丈夫。
夏場は売り切れていることもありそうですので自分で準備した方が良いでしょう。
白樺食堂。
食事も頂けますし、食後のコーヒーだけ飲みに来るのもよろしいかと。
私は下山前にソフトクリームをいただきました。
いよいよ山頂が近づいてきました。
白樺食堂からはすぐの位置に山頂があるのでもう一息です。
いやー、晴天なり。
この日は日差しが強く5月にしてはかなり暑い方だったと思います。
山頂に到着。みなさん山頂で写真を撮ろうとされて大変賑わっていました。
いままで気にしていませんでしたがポストがあるんですね。
郵便局員さんが毎日取りに来るのかな?
そうだとしたら大変そう(^^;)
雲が真横に伸びていて独特な感じ。
詳しくないのでよくわかりませんが層雲というのかな?
誰かが残した猫のストラップ。
そういえば、写真撮影していると頭上をずっと旋回しているヘリコプターがいました。
ツツジを映しに来たどこかのテレビクルーかなんかでしょうか?
ツツジ群生地の上が開けていてとても眺めが良かった。
向かいに見えるは金剛山。
金剛山から見るツツジも良いかもしれませんね。
さぁ、ようやくツツジとご対面。
圧巻の景色!
何度か葛城山へは来ていますがここまでキレイにツツジを見れたことはありませんでした。
晴天も相まってなおさら美しい。
上の写真と似たようなアングルですが、何度も撮影してしまうくらいに素晴らしい。
こちらで30分ほどでしょうか、まったりしておりました。
こちらはかつらぎ高原ロッジです。
名物のかも鍋を頂くこともできますし、宿泊も可能です。
キャンプ場もありますのでテントを持って来るのも楽しいかもしれません。
テント泊デビューにはちょうど良いと思います。
トイレもアリです。
道中や山頂にトイレがあると安心感がありますね。
白樺食堂のテラスから見る景色。
遮るものがないので遠くの方まで見渡せます。
来た道を少し戻り、櫛羅の滝コースを経由して葛城登山口まで下っていきます。
下り始めは歩きやすい道が続きます。
ところどころに橋が架かっていて情緒がありますね。
杉林を進みます。
道迷いするような紛らわしい分岐などはなく、基本的には道なりに進めば下山できるでしょう。
終盤はわりと足場の悪い箇所があったので、山道を歩くのであればトレッキングシューズは履いてくるべきかと思います。
ロープウェイの真下に出ました。ここまでくればゴールまでもう少し。
櫛羅の滝と呼ばれる滝がるので見に行きます。
ルートからはほんの少し外れます。
近くまで行って写真撮影しようと思いましたが、進入禁止のロープが張ってあったので離れたところからしか撮影できませんでした。
ゴールが迫ってくるなか北尾根コースとの分岐にやってきました。
北尾根コースで登っても葛城山頂へ行くこともできますし
岩橋山方面へも行くことができます。
私はゴールすべく葛城登山口へ。
鳥獣除けの扉を越えて山道は終わりとなります。
アスファルトの道を少し進むと、、
ロープウェイの葛城登山口へ到着です。
タイミングよくバスの時間と被ったので、流れるようにバスに乗車しましたが
時間が余れば写真左手のお店でお土産を買ったり軽食を挟んだりするのも良いですね。
\登山マップはこちら/
葛城山は楽しみがいっぱい
今回は春のツツジがキレイな季節に訪れました。
山頂を真っ赤に染めるツツジは圧巻で見とれてしまうほど魅力的な光景でした。
また、葛城山は秋に群生するススキも有名でそちらも見逃せません。
健脚の方向けの話にはなりますが、個人的にオススメしたいのが
二上山から金剛山に向けて縦走する登山大会「大阪府チャレンジ登山大会」です。
最長で36kmの距離を歩くことになりますがゴールした時の達成感は何物にも代えがたい感覚があります。
短い距離でもエントリーできますので興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
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