2021年8月のとある日に、大阪の北摂地域にある「剣尾山」へ登山に行ってきました。
今回の記事では、その際に実際に通ったルートや剣尾山へのアクセスを解説します。
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剣尾山とはどんな山?
剣尾山へのアクセス
公共交通機関でのアクセス
登山口は 能勢町漁業協同組合駐車場(マス釣り駐車場) のすぐ近くなので
マス釣り駐車場を拠点とします。
以前は能勢電鉄山下駅から阪急バス「能勢の郷行」に乗車すれば
登山口の最寄りバス停「行者口バス停」まで行くことができましたが
2021年3月31日をもって 「行者口バス停」 停留所が廃止されました。
公共交通機関でのアクセスは難しくなりましたが
もしもバスを利用していく場合は山下駅からバスに乗り
「山辺口バス停」で下車し登山口まで35分歩くことになります
車でのアクセス
【大阪からマス釣り駐車場まで】
大阪からマス釣り駐車場まで
およそ1時間ほどの道のりでしょうか。こちらの駐車場が登山口に一番近いですが
能勢の郷駐車場を利用することもできます。
【能勢の郷駐車場からマス釣り駐車場までの徒歩ルート】
以前は「能勢の郷駐車場」と「マス釣り駐車場」の間のキャンプ場を
通り抜けできたようですが禁止になったようです。
主な登山ルート
上記のマップの通りマス釣り駐車場を起点に剣尾山と横尾山を周回するコース
もしくは、マス釣り駐車場から剣尾山をピストンするコースが一般的かと思います。
剣尾山・横尾山周回ルート解説
私は今回、剣尾山と横尾山を周回するルートを歩きましたので
そちらのルートについて紹介していきます。
マス釣り駐車場から行者山
こちらの駐車場を起点に登山を開始します。
この日は朝一番に来たので車を停めることができましたが、10台ほどしか停めることができなさそうなので
遅めに出発するなら能勢の郷駐車場に車を停める必要がありそうです。
写真右手のトラックが停まっている場所は駐車場の向かいにある能勢温泉キャンプ場専用の駐車場なので、登山者は奥のスペースに停めます。
駐車料金は1日100円。
駐車場のすぐ近くにトイレがありますが清潔感はないかな(^^;)
かなりオープン使用になっております。
右手に曲がって登山開始。
ちなみに帰りは写真奥の道から戻ってくることになります。
まずは行者山を目指して歩き始めます。
最初は木の階段を登り、少しずつ標高を上げていく感じです。
なんとも存在感のある巨岩が現れました。
「大日岩 大日如来坐像」という岩だそうです。
写真ではちゃんと写りませんでしたが、岩に如来の彫刻がしてあり雰囲気のある岩でしたよ。
こういった大きな岩と地面の間に枝をはさんであるのをよく目にしますが
これはどういった風習ですか?(笑)登山歴10年を越えましたがいまだに謎です。
大日岩から通常ルートと行場めぐりにわかれて進めるようです。
私は安全第一ということで通常ルートを進みます。
またまた巨岩、そして行場めぐりの終点である本堂。
何の本堂かは確認を怠りました(^^;)
少し登ると右手にも道が、、「東の覗き」と呼ばれる場所です。
岩の上に立って景色を眺めることができて、とても気持ちの良い場所でした。
柵も何もないので少し危険ではあります、ご注意を。
ここに看板があるということはここが行者山の山頂になるのかな?
眺望はなく道の途中にあるといった感じでした。
行者山から剣尾山山頂
続いては六地蔵を目指して歩いていきます。
倒木もチラホラ。
六地蔵にやって来ました。
キレイなお花が供えられていますね、地元の方が定期的に取り換えられているのでしょうか?
剣尾山山頂まであと300m。
井戸跡とありますが、、、
井戸っぽさはなく水たまりのような感じです。
登り切って少し開けた場所へ出ました。
剣尾山山頂へ到着。
登山口からここまでの所要時間は1時間半ほど、おおよそ標準タイムですね。
広場というほど開けていませんが、小休止はできそうな場所です。
変わった形の看板ですね、「愛宕山」「るり渓」などこの場所から見える有名どころを表記しているようですが、その多くが霞んで読み取ることができませんでした(^^;)
山頂からの眺め。
決して標高の高い山ではありませんが眺めは抜群で、眺望が北摂No.1の声も納得です。
剣尾山と並んで人気のあるポンポン山を眺めることもできます。
剣尾山から横尾山
剣尾山山頂で食事休憩をしっかりとったので、ここからは横尾山を目指し歩きます。
ところどころ背の高い木があります。台風の時は風の影響をめちゃくちゃ受けそう。
なにやら相当デカい看板のようなものが、、
どうやら反射板らしいです。
どういう意味合いがあるのかわかりませんが、太陽光でも反射させているのでしょうか?
大阪と京都の県境の目印。
ゆったり歩いていると開けた場所へやって来ました。
ここが横尾山山頂のようですね。
眺めが特別良いわけではなかったです、木々の間から剣尾山は見えましたが。
横尾山からマス釣り駐車場まで
これまたデカい鉄塔が現れました。
わりとこの登山コースは人工物を見かけますね。
頂上広場とありますが、広場というほどの大きさはありません。
また急坂との注意喚起がありますが、ネットを検索した限り
そこまで急坂ではなさそうなのでこの道を下ります。
事前情報通り、下り坂ではありますが危険な急坂ではないと感じました。
もちろん、小さなお子さまや体力に自信のないご年配の方は十分に気を付けて下ってください。
奥のほうに阿倍野ハルカスのような建物が見えますが定かではありません。
下りきって振り返ると先ほどと同じ看板が。
ここで気を遣う場所は終わりということでしょう。
と思っていたら、最後に川を渡ります。
水かさが多かったので今回の山行で一番気を使ったかな(笑)
この砂利道を右手に曲がれば、、
舗装された道へ出ます。あとは道なりに進めばオッケー。
ここが駐車場の名前になっているマス釣り場ですかね。
はい、駐車場近くのトイレがある場所まで戻ってきました。
想定では4時間ほどの所要時間で戻ってくるつもりでしたが、
写真を撮ったり、動画撮影を楽しんでいたら5時間ほどかかってしまいました。
北摂随一の景色をご堪能あれ
剣尾山は大阪市内から近く、特にこれといった難所もない非常に歩きやすい山です。
それに加え景色も良いので、登山未経験の友人・知人を連れていくにはもってこいかもしれませんね。
最寄りのバス停が廃止されたことにより公共交通機関を使って登山される方には
痛手ではありますが致し方ありません。
ちなみに登山口近くに「能勢温泉」があり、そちらに宿泊するのであれば
池田駅もしくは山下駅からシャトルバスに乗車し、能勢温泉まで来ることができます。
早めに来て登山して温泉に入るなんてのも良いかもしれませんね(^^)
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