京都を代表する登山スポット「愛宕山」で登山をしてきました。
大阪や京都市内からのアクセスが良く、登りやすい山でしたので
この記事を参考に一度愛宕山へ登山しに行っていただければと思います。
▼Youtubeに動画もアップしているのでぜひご覧ください▼
愛宕山ってどんな山?
所在地:京都府京都市右京区
標高:924m
京都市と亀岡市にまたがる山であるが山頂は京都市にある。
古くから比叡山と並び信仰の山とされ、火伏せの神様として有名。
山頂にある愛宕神社で毎年7/31夜から8/1早朝にかけて行われる「千日詣(せんにちまいり)」には
数万人もの参拝者が訪れ境内はたいへん賑わいます。
愛宕山へのアクセス
今回は大阪駅からのアクセスを車と公共交通機関とで分けて載せておきます。
車でのアクセス
阪神高速12号守口線
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第二京阪道路
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京都縦貫道
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嵐山方面へ向かい「さくらや(青木駐車場)」へ向かう
大阪からだとおよそ1時間30分ほど。駐車場は有料となります。
公共交通機関でのアクセス
【阪急電車】大阪梅田駅ー嵐山駅
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【阪急バス】阪急嵐山駅前ー清滝
平日・休日ともに1時間に1、2本しかバスがありませんので
公共交通機関で行かれる際は事前に時刻表を確認しておきましょう。
※詳しくは京都バス株式会社のHPでご確認ください。
主な登山ルート
山道入口の鳥居をくぐり、いくつかの休憩所を経由し愛宕神社を目指すルート。
私道を通り愛宕神社を目指すルート。途中にはベンチが設置されています。
清滝川沿いを歩き月輪寺を経て愛宕神社を目指すルート。
表参道コース~愛宕神社~月輪寺コース
今回は電車とバスを乗り継ぎ清滝バス停まで行き、そこから出発します。
ルートは表参道コースで登り、月輪寺コースで下るルートを選択しました。
阪急嵐山駅~表参道コース入口
大阪から阪急電車を乗り継ぎ嵐山駅までやって参りました。
この日は平日で登山客は少なめのようでしたが、年配の方々がチラホラ。
写真右手にミニストップがあったので食料を買い、8時17分のバスに乗って愛宕山の登山口がある清滝バス停へ向かいます。
およそ15分ほどバスに乗り清滝バス停へ到着。
少し手前に車1台がなんとか通れるほどのトンネルがあり、そこを歩いておられる方がいましたが
暗いし狭いしで危険なので歩いて通るのは控えた方が良さそうです。
帰りの時刻表を確認しておきます。
今回のルートは5時間ほどの道のりとなりますので1時50分のバスに乗る計算で進んでいきます。
それを逃すと1時間後となるので時間通りに戻って来たいところ。
バス停から登山口までの間にトイレあり。
しっかりと管理されているようで清潔感のあるトイレでした。
ちなみに写真左手に見えるのは駐車場で、車で来られた方はココに駐車して登山を始めましょう。
常駐している管理の方がいるはずです。
左手に進み表参道コースの入口へ向かいます。
ちなみに右へ進めば月輪寺ルート、大杉谷道コースへと続きます。
看板に従い右へ。
今回目指す愛宕神社へは4.2kmとなります。
鳥居をくぐっていざ登山スタート。
愛宕山は往復5時間以上かかる山ですので、11時以降の入山は控えるようにとの看板がありました。
時間管理はしっかり行いましょう。
遭難事故が発生しているようなので事前準備はしっかりして登山に臨みましょう。
水尾わかれまで
始めのうちは舗装されたなだらかな道を進みます。
ところどころ神社までの残りの距離を示してくれているのでありがたい。
1つ目の休憩所「20丁目休憩所」
現在の清滝バス停の前で営業している「一文字屋」が以前この場所で茶屋をやっていたそうです。
ベンチも屋根もあって休憩するにはもってこいですね。
ところどころ木々の切れ間から遠くの山が見えるようになってきました。
遊び心のある看板ですね。
ちなみに左上の数字は登山道を40分の14進んできたことを指すようです。
ユーモアの中に細やかな気配りが感じられます。
何年前かは忘れましたが大型の台風が来た時の名残でしょうか。
倒木がいくつかありました。
こちらは25丁目休憩所。
登山に来たのが4月の中旬。
歩いていると暑さを感じる季節となりましたので水分補給はこまめに取らないといけません。
行動食も重要ですね
大きなキノコ。
中盤を越えたあたりでしょうか?展望が開けてまいりました。
春の陽気で大変気持ちの良い登山です。
水尾わかれの休憩所。
写真の右奥に行けば水尾方面、右手前に行けば愛宕神社です。
水尾に行けば保津峡駅へのバスが出ているようなので、そちらに下るのもアリかもしれませんね。
ちなみに水尾バス停までは1時間ほどで到着するようです。
黒門を経て愛宕神社へ
この建物はもともと花屋だったようです。
黒門が見えてきました。黒門をくぐればゴールの愛宕神社はもうすぐです。
近くで見るとなかなか存在感のある門です。
黒門は別名「京口惣門」とも呼ばれます。
社務所までやって来ました。開放的なトイレはありましたが他には特になし。
開けた場所があったのでそこで休憩を取ると良いかもしれません。
私は少し下ったところに眺めの良い場所があるとの情報を得ていたのでそちらまで歩きます。
石階段を登り愛宕神社へ向かいます。
愛宕神社に到着です。中を勝手に写すわけにはいかないので外観だけですが
内観は情緒があり歴史を感じる作りとなっていました。
当たり障りがなく特徴のない表現ですがそんな感じです。
少し戻ると分かれ道があります。
写真右手に進み月輪寺方面へ下ります。
月輪寺コースで下る
看板に従い歩いていくと、、、
絶景かな、絶景かな。
ここが愛宕山いちばんの景色ではないでしょうか?
愛宕神社から歩くこと5分くらいのところ。
キレイな景色を独り占め♪
のんびり景色を眺めながら昼食をいただきます。
なんとも贅沢な時間です。
少しガスってはいますが京都市内を見渡すことができます。
ミツバツツジ、、で合ってますよね?
登山愛好家としては花の名や木々の種類は覚えたいものですが、まだそこまで踏み込めていません。
ヤモリを発見。
ヤモリとイモリって名前も見た目も似ていますよね?
実はヤモリは爬虫類、イモリは両生類だそうですよ。
イモリは両生類だけあって水が得意でヤモリは苦手だそう。
こういった知識も入れておくと楽しみが増えますよね
漢字は家守(ヤモリ)と井守(イモリ)と書くそうです
月輪寺から清滝バス停
月輪寺にやってくると、それはそれは美しい桜が。
散り始めたところらしく、花びらが舞って幻想的です。
よきタイミングで来ることができたみたいですね。
月輪寺の敷地から出ようとするとシカと遭遇。
野生のシカは警戒心が強くすぐに逃げ出すかと思いきやまったく逃げない。(笑)
奈良公園のシカ並みに人慣れしている様子でした。
たまには上を向いて歩いてみるのも良き。
空が晴れ渡っていると心も同じように晴れます。
順調に下ってきて、月輪寺コースの登り口までやって来ました。
川がキレイだったので少し水に触れてみます。
4月中旬ということでまだまだ水は冷たく感じました。
あとは道なりに舗装された道路を進めば清滝バス停へ着きますので、清滝川を横目に歩を進めます。
特に急いだわけでもないですが想定通りの13時50分のバスへ乗車できました。
難所という難所はなく快適に歩き切ることができて良かった♪
愛宕山は一般的な体力をお持ちの方でしたら十分登れる山ではありますが、
遭難事故が起きていますし、下ってくるまでに5時間以上かかる山なので
事前準備はしっかりと行ったうえで山に入りましょう。
帰りは嵐山での観光がオススメ
登山が終わったら関西屈指の観光地でもある嵐山を満喫しましょう。
いくつかおすすめスポットをシェアしますのでご参考頂ければと思います。
①渡月橋
②竹林の小径
③嵯峨野トロッコ列車
④嵐山モンキーパーク
渡月橋
数多くの映画やテレビドラマで使われており嵐山の象徴的な建造物。
1934年に鉄筋コンクリートに造り替えられています。
竹林の小径
縁結びで有名な野宮神社から大河内山荘庭園へ続く数百メートルの道。
整えられた竹林はとても美しく”和”の雰囲気をたっぷりと味わえる場所となっています。
嵯峨野トロッコ列車
トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの7.3kmをトロッコに乗って移動することができます。
春には桜、秋には紅葉が見れ、各季節それぞれの情景を満喫できることでしょう。
嵐山モンキーパーク
嵐山モンキーパークには現在およそ120頭の猿が野生の状態で暮らしています。
動物園でもなかなか見れない自然な状態の猿をご覧になってはいかがでしょうか?
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