粉河駅から紀州富士「龍門山」へ登山（電車でのアクセスも解説）

2022年10月16日2022年10月21日

紀州（和歌山）にあるご当地富士「龍門山」へ登山へ行ってきました。

今回の登山は電車でアクセスしましたので
その際の龍門山への行き方とルートを解説していきます。

目次

交通アクセス

電車でのアクセス

大阪駅ー新今宮駅（JR）
新今宮駅ー橋本駅(南海電鉄)
橋本駅ー粉河駅（JR）

もしくは

大阪駅ー和歌山駅（JR）
和歌山駅ー粉河駅（JR）

JRだけで行くことができますが、南海電車の急行を使えば少し安くなります。

車でのアクセス

阪神高速4号湾岸線ー京奈和自動車ー国道24号線で「龍門山駐車場」まで。

駐車場は無料で利用できます。

トイレはある？

今回の登山ルートにトイレはありません。

電車で行く場合は粉河駅のトイレを利用しましょう。

田舎のトイレは汚いイメージですが、粉河駅のトイレは
清潔感がありました。

ルート解説

09:08ー粉河駅
09:22ー竜門橋
10:16ー中央コース登山口
10:50ー明神岩
11:26ー龍門山山頂
11:51ー田代峠
12:20ー田代コース登山口
13:10ー粉河駅

粉河駅から中央コース登山口

JR和歌山線「粉河駅」を今回のスタート地点、兼ゴール地点として山行を開始します。

県道7号線を目指し200mほど歩きます。

7号線に出たら右折し、線路を渡り直進。

竜門橋が見えますので紀の川を渡ります。

向かって左側に歩行者用通路あり。

紀の川に反射する山並みが良い雰囲気です。

流れも穏やかで心地いい。

竜門橋を渡り切ると駐車場の案内が。

700m進み右折すると無料の駐車場があるようです。

民家の間を通り抜けひたすらまっすぐ進みます。

看板に従い、左に折れます。

ここからしばらく農道を歩きます。

写真では伝わりづらいですが、そこそこの上り坂になっており体力が削られます。
夏真っ盛りの時期に歩いたので汗ダクダクです。

道が二股になり、自動車用と歩行者用に分かれます。

両方とも同じ場所にたどり着きますが、歩行者用のほうが距離は短いと思います。
ただし、もちろん自動車用の方が開けていて歩きやすいので
そちらを進むのもアリです。

ところどころ丁寧に看板を設置してくれているので登山口までの道で
道迷いの心配はないでしょう。

振り返れば紀の川市の町並みが。
かなり歩いてきましたし、農道をしっかり登ってきました。

荷運び用のトロッコに乗れたらどれほど楽でしょうか、、、

これは道か！？と思うかもしれませんが進めます。

道の脇に缶コーヒーがたくさん吊られていました。

これは害獣対策でしょうか？

いずれにしても設置した方はブラックコーヒーがお好きなようです。

「中央ルート」「田代ルート」の分岐点。

右側の中央ルート方面へ進みます。
帰りは田代ルートを通ってこの場所へ出てくることになります。

紀の川市内を見渡せる良いスポットです。

ようやく登山口。

粉河駅から1時間ほど歩きました。

中央コース登山口から龍門山山頂

舗装された道が終わり、山道らしくなってきました。

明神岩を経て山頂を目指します。

登る時間は短く、登山口から山頂までは１時間ちょっとの道のりです。

とくに難所と言えるような箇所はなくスムーズに登れる山道です。

写真右手が山頂ですが、奥に行けば今回の眺望スポットである
明神岩ですので立ち寄ります。

やってきました明神岩。

眺めが良いので食事をとるならココが良さそう。
ただし場所は狭いので人が多ければ山頂が無難。

明神岩のすぐ近くにある風穴。

真っ暗で何も見えませんし、風が吹いてるのかと思ったらそうでもなさそう。

まっすぐ進むと山頂ですが、蛇紋原にも寄ってみます。

蛇紋原。
明神岩ほどではありませんが、この場所も眺めが良いです。

狭い場所なので休憩には不向きかもしれません。

勝神コースと合流していよいよ山頂へ。

龍門山山頂から粉河駅

龍門山

標高…756m
所在地…和歌山県紀の川市

紀州富士とも呼ばれる龍門山
明神岩からの景色やキイシモツケの群生地として有名
山頂と田代峠のあいだにある磁石岩は県指定の天然記念物

龍門山山頂に到着。

粉河駅から２時間少々の道のりでした。

山頂はすこし開けているものの、眺望はあまりなく
カメラを高い位置にしてようやく景色が撮影できる程度です。

暑い時期に行ったせいか虫がたくさん寄ってきます。

長居はできないので田代コースを通って下山。

こちらは磁石岩。

周囲約17m、高さ約4mの岩の塊で
磁針を近づけると磁性を示すそうです。

つまりはとても大きな磁石です。

田代峠まで来たら左に折れて登山口方面へ。

木々の間を下っていきます。

塵無池の表記がありましたが道が不明瞭だったので割愛。

標高が下がって紀の川市内が近づいてきました。

山頂から１時間ほどで「中央ルート」「田代ルート」の分岐点に。

ここからは行きに通った道をそのまま戻る形になります。

龍門山ハイキングの総括

今回は和歌山県のご当地富士「龍門山」へ行ってきました。

歩行時間が少なく難所も少ない山なので
体力に自信のない方にはオススメできる山です。

ただし眺めの良い場所は明神岩くらいで
あとは山道か農道がメインになります。

そして私が気になったのはとにかく虫が多くて
歩いていても顔の周りに無数の虫が寄ってきます。

その点はかなり不快でゆっくり休憩する暇もありませんでした。

夏の暑い時期に来たせいだとは思いますが辛かった、、、

龍門山へ登山へ来るなら秋から春にかけての
比較的涼しい季節を強くオススメします。

あとは虫よけスプレーも忘れずに。

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この記事を書いた人

加藤ひろゆき

関西の山を中心に登山をしております。

今まで登った山は
富士山、奥穂高岳、槍ヶ岳、石鎚山、剣山
大台ヶ原山、伊吹山、八経ヶ岳、etc…

主に関西の山の情報や本などから得た知見を当サイトと
YouTubeにて発信しています。

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