▼YouTubeに動画をアップしてますのでそちらもチェックしてみてください▼
雪彦山のYouTube動画はInsta360のAce Proというアクションカメラを使って撮影しました。
画質が良く、超広角に撮影できて暗所にも強いアクションカメラなので、動画撮影に興味のある方は要チェックです。
▼レビュー記事も書きました▼
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雪彦山とはどんな山?
雪彦山は洞ヶ岳、鉾立山・三辻山を総称したものであり、一般的に洞ケ岳を雪彦山と呼んでいます。
洞ヶ岳はさらに大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の四つに分かれている。
国土地理院地形図記載の三角点名の雪彦山とあたかも二つあるかのようですが、三山の総称が雪彦山です。
まだ鉾立山についても現在の位置ではなく、古くから言われている鉾立山とは、賀野神社北西方向の落葉樹に覆われた紅葉のすばらしい中腹(標高六六二m)を指しております。
雪彦山へのアクセス
雪彦山へのアクセス方法は以下の通りです。
自家用車でのアクセス
【大阪から】
阪神高速、中国自動車を使い夢前スマートICで降り、府道67号、504号を北上すると雪彦山の駐車場です。
公共交通機関でのアクセス
姫路駅から神姫バス→コミュニティバスを乗り継ぎ雪彦山方面へ向かいます。
ただし、最寄りのバス停から雪彦山登山口まで4kmありますので1時間弱かかりそうです。
加えて、コミュニティバスは平日のみの運行なので公共交通機関でのアクセスは難易度が高いです。
トイレとスマホの電波について
トイレは雪彦山駐車場のすぐ南にあります。
登山道にはありませんので、こちらで用を足すか、事前に済ませておきましょう。
またスマホの電波ですが、通じるところもあれば通じないところもありました。
道中の看板に電波が通じるとの表記がありましたが、私が使っているLINEMOの電波は安定しませんでした。
届いても4Gの電波が1本程度です。
雪彦山の登山ルート
今回歩いた登山ルートは、登山口を出発し、大天井岳、地獄岳へ登り、一度虹ヶ滝まで下る。
そして、新下山道で雪彦山三角点へ行き、鉾立山、ジャンクションピークへと進み、再度虹ヶ滝を通り、登山口に戻るというコースを歩きました。
写真付きで解説していきます。
駐車場から大天井岳
まずは駐車場。車は15台から20台くらいは停められそうなスペースはありました。
この日は平日の早朝という事もあり、わたしが一番乗りです。
それでは歩いていきます。
駐車場から北へ向かう。
“登山道”の看板に従いバンガローの横の階段を登る。
ちなみにこちらのバンガロー、ネットで検索した感じだと宿泊できるようです。
価格も安いようで、利用客も少なそうなので意外と穴場スポットかもしれません。
登山道に入るといきなり急登ですので気合入れていきましょう。
不動岩、展望岩を進みます。
展望岩からは大天井岳を眺めることできるのですが、いまからアレを登るのかと思うとワクワクと同時にゾッとしますね。
大天井岳と書かれた方へ。
この辺りは一本道です。
巨大な出雲岩を発見したら左へ。
大きな岩の上を進みます。
出雲岩を過ぎた辺りからロープ・鎖場が出てきます。
滑り止め付きの手袋があると良いでしょう。
セリ岩の奥の見晴らし岩からの景色。
目の前が大きく開けていて壮大な景色です。
今回の登山コースのピークは鉾立山の950mなのですが、辺りの景色を見ると、もっと高いところに来たような気がしますね。
さらに鎖場を進むと、大天井岳に到着です。
「雪彦山とはどんな山?」の項目で記載しましたが、大天井岳・不行岳・三峰岳・地蔵岳の4つを含む洞ヶ岳を一般的に雪彦山と呼んでいるので、実質この辺りが雪彦山ということになります。
ややこしいですが、三角点は別の場所にあるので登山はまだまだ続きます。
大天井岳から地蔵岳
祠の横に進路があるので進みます。
天狗岩の表記がありますが、進行方向は右です。
天狗岩の上からの眺めも良いようですが、大きな岩を登らなければいけないため安全を考慮して断念しました。(普通に登っている人はいます。)
地蔵岳・虹ヶ滝方面へと向かいます。
そちらには行かず、三角点方面へ向かうこともできますが、たっぷりと山を楽しみたいため遠回りして鎖場にチャレンジしようと思います。
地蔵岳方面へは一般コースと上級コースが。
わたしは上級コースへと進みます。
この辺りが今回のコースで一番の難所なので十分に注意して進みましょう。
長い鎖場が続きます。
落石から頭を守るためにヘルメットがあると良いかもしれません。
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大天井岳から長い鎖場を下ると地蔵岳と虹ヶ滝の分岐が。
後ほど戻ってきますが、いったん地蔵岳山頂を目指します。
岩を登り山頂へ。
地蔵岳山頂へやってきました。
狭めな山頂ですが眺めはすごく良いです。
いま下りてきた大天井岳もバッチリ目視できます。
地蔵岳から雪彦山三角点
遠くの方まで見渡せます。
地蔵岳から鎖を使って下っていきます。
虹ヶ滝。
前日、雨が降っていたこともあってか水量が多いです。
上流へと少し進みます。
すごく大きな滝ではないですが、迫力があります。
川沿いを少し進むと分岐が。
新下山道を使い雪彦山三角点を目指し登っていきます。
新下山道を登りきると右折し、雪彦山三角点方面へ。
その後、安富町との分岐があるので間違わないようにしましょう。
雪彦山三角点地点です。
周りは木々に囲まれているので景色を見ることはできません。
三角点を通り過ぎ鉾立山へ向かいます。
雪彦山三角点から登山口
鉾立山へ向かう道中で虹ヶ滝への分岐があります。
せっかくここまで来ましたから、鉾立山経由で虹ヶ滝へ下っていきましょう。
ですので、ここはまっすぐです。
ちなみにこの分岐はYAMAPには載っていませんでした。
なだらかな道を進み、鉾立山にやって来ました。
ちょっとしたスペースがありますので少し休憩もできます。
鉾立山からは兵庫県最高峰の氷ノ山が見えます。
こちらのジャンクションピークは三辻山と下山道の分かれ道。
右手に折れて、虹ヶ滝方面へ。
広い砂利道に出ますが、矢印の示す方へ進み山道へ。
杉林のあいだを下ります。
台風の影響で倒れているのでしょうか?
倒木を横目に進みます。
写真奥から手前に川を渡ります。
わたしはトレランシューズを使用していますが、この登山道は浸水しづらい登山靴を使用した方が良いかもしれません。
もしくは防水スプレーがあると便利です。
川を渡り、少し登ります。
看板が示す賀野神社方面へ。
分岐ですが、ここは賀野神社ではなく登山口方面へ大きく曲がります。
階段を下ります。
広くて歩きやすい道に出ました。
登山口までもう少しです。
雪彦山バンガローの横の舗装道から戻ってきました。
登山開始からここまでの所要時間は約6時間。
休憩は短めだったので、一般タイムは7時間ほどでしょうか。
アップダウンもけっこうありましたし、鎖場、岩場もあって体力を使う登山道でした。
しかし、眺めの良い場所もありましたし、滝には癒されましたので、非常に楽しくバラエティに富んだ山だと感じました。
雪彦山に持っていった方が良いアイテム
滑り止め付き手袋
鎖場やロープ、岩場があるので滑り止め付き手袋は必須です。
ヘルメット
落石や岩場に備えてヘルメットもあると良いでしょう。
ヒル除けスプレー
雪彦山でヒルに噛まれたという話をたまに聞きますのでヒル除けスプレーもおすすめです。
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